地域・流域共生フォーラム
【9/26】夏休みファミリー体験学習in鶴見川~巨大地下トンネル見学と鶴見川生きもの観察~(報告)
9月26日(土)に川崎市麻生区役所が主催した「夏休みファミリー体験学習」に、和光大学地域連携研究センターが神奈川県横浜川崎治水事務所川崎治水センター、特定非営利活動法人 鶴見川流域ネットワーキングと共に共催者として参加しました。和光大学からは、和光大学・かわ道楽の学生4名、企画室と地域連携研究センター地域・流域共生フォーラムの職員がお手伝いに参加しました。
会場の恩廻(おんまわし)公園には、定刻9時までに約40名の親子づれが集合。2班に分かれて、地下にある巨大な遊水地見学と、鶴見川の治水に関するビデオ視聴を交互に行いました。
今回は新型コロナ感染拡大防止のため、参加者の人数を例年より少なくし、受付で検温し、消毒スプレーを使用して、椅子を離して設置し、参加者の距離を十分に取って実施されました。
▲ビデオ視聴の様子(左)とトンネル見学の様子(右)
例年同様、鶴見川生物調査も行う予定でしたが、今年は生憎の雨で川には入れず、外での魚捕りは危険との判断により中止となりました。その代り参加者が地下トンネルの見学などをしている間に、鶴見川流域ネットワーキング、和光大学・かわ道楽のメンバーが生きものを採集して水槽に移しておき、室内で観察しました。共生フォーラムの齋藤職員による投網の実演は好評で、子どもたちも齋藤職員に投げ方を指導のもと投網体験をしました。
水槽にはヌマエビや、アメリカザリガニなどの甲殻類やモツゴ、ヨシノボリ、カワムツなどの魚類、数種類のヤゴなど、10種類以上の生きものを展示しました。かわ道楽の生きもの博士による解説で参加者を沸かせました。
▲投網で捕れた魚たち(左)とかわ道楽の魚博士による生きもの解説の様子(右)
参加者の子どもたちはもちろん親御さんも目を光らせながら鶴見川の生きものを観察し、「この短時間でこれだけ見られるのは予想外でした。」「今回は残念でしたが、実際に採りに行ってみたい!」「今度は投網で魚を獲ってみたい」などの声が聞かれました。