今、人間を学ぶ、ということ。

現代人間学部

現代人間学部の学び

人間の“こころ”や“からだ”、日々変化する“ 社会”や“ 環境”。現代人間学部のテーマは、私たち自身、そして私たちの生きる社会です。
現代の私たちが抱える課題をリアルな視点で見つめ、分析し、考えていく。そんな学びを通じて、これからの時代を生きる知識と能力を身につけます。

学科紹介

現代人間学部の3つの方針

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

本学部では、現代に生きる人間に必要な知識や教養、研究方法を多様な角度から学び、現代を主体的に生きていく能力を身につけた学生を社会に送り出すことを目指します。所定の単位を修得し、次の能力を身につけた学生に、卒業を認定し学位を授与します。

  • 1.

    人間の“こころ”や“からだ”、日々変化する“社会”や“環境”などのテーマにおいて、私たち自身、そして私たちの生きる社会を深く理解する知識をもつ人。

  • 2.

    現代の私たちが抱える課題をリアルな視点で見つめ、分析し、考えていく思考力と判断力をもつ人。

  • 3.

    意欲的な学びと研究を通じて、これからの時代を生きる知識と能力を踏まえて、人類が創造してきた文化をさらに発展させるような表現力とより良き社会を形成するための実行力をもつ人。

  • 4.

    自らの独自なテーマについて卒業論文・卒業研究を提出し、それを発表して、1〜3の能力を総合的に表現することができた人。

教育課程編成方針(カリキュラム・ポリシー)

ディプロマ・ポリシーを踏まえ人間の“こころ”や“からだ”、日々変化する“社会”や“環境”などのテーマにおいて、私たち自身、そして私たちの生きる社会を深く理解し、思考力・判断力・表現力・実行力を形成し、意欲的な学びと研究を実現するための教育課程を用意します。

  • 1.

    初年次教育として少人数授業の「プロゼミ」を必修とし、大学生活で必要になる基本的な知的技能とともに、能動的な学習によって発信する力、プレゼンテーションや討議の力の養成をおこないます。

  • 2.

    1年次・2年次には専門分野の基礎を学ぶ学科科目、3年次・4年次には自発的に発信し創造する力をつける演習科目(ゼミナール)と社会で活躍する基礎と実践力を育てる実習科目を提供します。さらに4年次には独自のテーマをすえた卒業論文・卒業研究を執筆し発表することを重点とします。各学科では、学年ごとの到達目標をふまえたカリキュラムを提供します。

  • 3.

    学生一人ひとりが興味関心と能力に応じて初年次からでも専門性の高い科目を履修できるようにしています。

  • 4.

    各学科を横断して学ぶことができる教育課程で豊かな教養や複眼的な思考を養います。

  • 5.

    フィールドワークなどの実践的な科目で現場に立ち向かい、ゼミナール、卒業論文・卒業研究で表現力とコミュニケーション能力を育て、また学科ごとの企画などで地域や社会に発信する動機や意欲や実践力が発揮できるようにします。

学習成果評価方針(アセスメント・ポリシー)

学位授与方針に示した学習目標の達成度を確認するため、学習成果の評価を以下の通り実施します。学習目標と評価方法の対応関係は別表の通りです。

■心理教育学科

    • 1.

      学生の単位修得状況及びGPAをもとに、ディプロマ・ポリシー(DP1~DP3)の達成度を把握します。
      (1)心理教育学科専門科目の単位修得状況及びGPAを通じて、専門科目や現代社会に対する知識と理解力を評価します。
      (2)共通教養科目、心理教育学科専門科目、他学科専門科目の単位修得状況及びGPAを通じて、現代社会の課題に対する分析力、思考力、判断力を把握します。
      (3)フィールドワーク(実習含む)の参加率及びインターンシップへの参加率を通して、現代社会をリアルな視点で捉える素養とより良き社会を形成するための実行力を把握します。

    • 2.

      教員や外部評価機関のアンケートをもとに、ディプロマ・ポリシー(DP1~DP4)の達成度を把握します。
      (1)ルーブリック評価法を用いて卒業論文・卒業研究を審査することにより、ディプロマ・ポリシーに掲げる各能力等の達成度を把握するとともに、独自のテーマを見出す課題発見力、研究を推進する主体性、より良い社会の発展に貢献しようとする行動力を評価します。
      (2)外部評価機関のアンケート(IRコンソーシアム調査)を通して、ディプロマ・ポリシーに掲げる各能力等の伸長を把握します。

    • 3.

      学習成果の分析をしてカリキュラムの点検を行います。
      (1)各年度の前半に、前年度の学習成果(上記1と2の結果)を集計・分析し、学科会議や学部教授会で確認します。
      (2)各年度の後半に、学習成果の集計・分析結果を踏まえて、カリキュラム・ポリシー、カリキュラム、各授業シラバスの点検を行い、必要に応じて改善策を講じます。

    別表およびルーブリック評価表(心理教育学科)

    ■人間科学科

    • 1.

      学生の単位修得状況及びGPAをもとに、ディプロマ・ポリシー(DP1~DP3)の達成度を把握します。
      (1)人間科学科専門科目の単位修得状況及びGPAを通じて、専門科目や現代社会に対する知識と理解力を評価します。
      (2)共通教養科目、人間科学科専門科目、他学科専門科目の単位修得状況及びGPAを通じて、現代社会の課題に対する分析力、思考力、判断力を把握します。
      (3)フィールドワーク(実習含む)の参加率及びインターンシップへの参加率を通して、現代社会をリアルな視点で捉える素養とより良き社会を形成するための実行力を把握します。

    • 2.

      教員や外部評価機関のアンケートをもとに、ディプロマ・ポリシー(DP1~DP4)の達成度を把握します。
      (1)ルーブリック評価法を用いて卒業論文・卒業研究を審査することにより、ディプロマ・ポリシーに掲げる各能力等の達成度を把握するとともに、独自のテーマを見出す課題発見力、研究を推進する主体性、より良い社会の発展に貢献しようとする行動力を評価します。
      (2)外部評価機関のアンケート(IRコンソーシアム調査)を通して、ディプロマ・ポリシーに掲げる各能力等の伸長を把握します。

    • 3.

      学習成果の分析をしてカリキュラムの点検を行います。
      (1)各年度の前半に、前年度の学習成果(上記1と2の結果)を集計・分析し、学科会議や学部教授会で確認します。
      (2)各年度の後半に、学習成果の集計・分析結果を踏まえて、カリキュラム・ポリシー、カリキュラム、各授業シラバスの点検を行い、必要に応じて改善策を講じます。

    別表及びルーブリック評価表(人間科学科)

入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

本学部では、知識・思考力・判断力・表現力・実行力を持ち、意欲のある多様な学生を歓迎します。そのため様々な方式の入試を実施しています。学科の特性に合わせ、以下のより具体的なアドミッション・ポリシーによって学生を受け入れます。

■心理教育学科
 心理学と教育学と保育学の学問を通して、現代人が直面し解決が求められている課題を学びます。人の心について深く知りたい方や、子どもや教育、保育や幼児教育に関心がある方を受け入れます(「子ども教育専修」では小学校教諭や幼稚園教諭の免許、保育士資格を取りたい方を受け入れます)。

■人間科学科
 刻々と変わりゆくグローバルな自然―社会環境に生きる人間そのものをトータルに学びます。その教育を受ける条件として、次のような関心・意欲を有する学生を受け入れます。

(1)横断的知性を身に付け、自然環境や社会に生じる様々な問題に向き合いたい人。
(2)他者とのコミュニケーションに興味・関心を持ち、その能力を磨きたい人。
(3)体験や行動することから何かを学び取る意欲を持っている人。
(4)生命、身体文化、社会に関する専門性を身に付けたい人。
(5)人間のより良き生き方や社会生活を創造していくための行動力を養いたい人。