学びたいことは全部学べばいい!そんな知的冒険心を満たすことができるのが、講義バイキングです。自分の所属する学科の科目だけではなく、他学科の専門科目を多数履修できます。2つの専門を持つのも、いろいろな学問を組み合わせるのもあなたの自由。「勉強したい!」欲求に応えます。
講義バイキングというしくみ
好きな科目を好きなだけ、自由に選べるカリキュラム
学部・学科の枠を超えて、自由に科目を履修できるのが、和光大学名物の講義バイキング。
興味あることを、自由に好きなだけ学ぶことができます。
3学部6学科の専門科目(所属学部の学び)
- 現代人間学部
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- ●心理教育学科
- ●人間科学科
- 表現学部
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- ●総合文化学科
- ●芸術学科
- 経済経営学部
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- ●経済学科
- ●経営学科
講義バイキング
和光大学の全開講科目の中から
学びたい科目を自由に選択
卒業要件の124単位のうち17〜74単位(学科により異なります)は、入学した学科以外の科目も含めて自由に履修できます
学びに、将来に、活用法はあなた次第!
全開講科目から学びたい科目を自由に選べるから、活かし方は自分次第。「将来を意識して知識やスキルを積み上げる」「とにかく興味のある科目を履修して視野を広げる」など、さまざまな発想で学びを広げることが可能です。
CASE.1 将来の目的に合わせて活用する
将来は、デザイナーになりたい
⇒芸術学科でデザインを専門的に学ぶ
ポスターやWebなどの企業・商品広告に携わるデザイナーが目標。企業や商品の価値を理解し、消費者の心を動かす広告を制作できるよう、ビジネスや心理学にも興味を持つ。
< おすすめ科目や分野、学べる学科 >
商品の売り方
経営学科
「マーケティング論」や「マーケティング・コミュニケーション」などの授業を通じて、実際の企業がどのような商品の売り方をしているかを学習。商品開発の基本を修得できます。
人の心を掴む
デザイン
心理教育学科
心理学専修
色やデザインによって動かされる人の心のメカニズムを理解。心理学の考えを活用することで、人の心を掴むデザインをつくることができます。
編集の現場
総合文化学科
出版の歴史と現在を理解しながら「編集」について学び、最終的にはゼミ冊子を作成。原稿執筆、レイアウト、デザインなど、冊子づくりのプロセスを実際に体験することができます。
CASE.2 社会課題や研究したいテーマを深めるために活用する
コロナ後、旅や観光はどうなるのか?社会の動きが気になる。
⇒まちづくりや制度、ビジネスの視点で掘り下げる
日本を、育ったまちを、活気づけるため、アフターコロナや未来志向の“観光”には何が必要なのかを考える。
< おすすめ科目や分野、学べる学科 >
文化遺産と社会
総合文化学科
専門科目
コロナ後も、文化政策、地域振興、観光産業など幅広い分野で注目されるであろう文化遺産の制度について学び、その価値や効果、未来への継承などについて考えます。
環境と
まちづくり
人間科学科
専門科目
地域の魅力あるまちづくりについて学びます。大学周辺地域でのフィールドワークを通じて地域課題へのアプローチ法を学びます。
ホスピタリティ論
経済学科
専門科目
ホスピタリティの実践は、コロナ後もホテルや旅行業界だけでなく、各業界で重視され、企業の人材育成においても注目されています。
観光ビジネス論
経営学科
専門科目
コロナ禍による観光業界の現状を把握。業界特有のビジネス動向、会計・税務の特徴なども見ながら、観光業界への理解を深めます。
ここがよかった!講義バイキング
鈴木 樺威さんの場合現代人間学部 現代社会学科 ※3年(茨城県・第一学院高等学校
卒)
※2020年度まで学生募集を行っていました。2021年度以降は、社会学系科目は人間科学科で開講しています。
学びはつながっている!
自分らしいテーマが発見でき、将来の選択肢も広がった。
大学での大きな転機は、2年次に経済学科の授業を受けたことでした。
金融について学び、経済学は心理学や政治学など多様な分野が複雑に絡み合う学問であることを知りました。その面白さに惹かれ、3年次は「マクロ経済学」「ミクロ経済学」に挑戦し、苦手だった数学を克服。紛争や外交といった国際関係の問題、経営学など興味あるテーマを幅広く探究するほか、理系分野の天文学、ギリシア神話をテーマにした授業なども受講し、教養はもちろん、レポートなどの課題と向き合う中で読解力や文章表現力も磨けたと思います。
そうやって、自分が興味を持った授業を履修していくと、実はいろいろな学びがつながっていることがわかり、自分らしい学びのテーマの発見にもつながったと感じます。
学問の楽しさに目覚めたことから、企業への就職だけでなく、大学院への進学も検討しており、将来の選択肢が広がりました。
< 鈴木さんの講義バイキング >
Before
入学時は、夢中になれることや目標がまだ見つかっていなかったので、輻広い授業からやりたいことを探したいと考えていました。多様な科目を選択できる講義バイキングを活用し、4年間で何かひとつでも面白い学問を見つけたいと思っていました。
発見
学科では政治学を主に学んでいましたが、興味を持った他学科の授業も迷わずすべて履修しました。その中で、2年次に履修した「金融論」の授業が本当に学びたいテーマを見つけるきっかけになりました。
変化
データなどの根拠を持って経済を分析できるようになったと思います。理論を理解するだけでなく、「ミクロ経済学I・II」や「マクロ経済学I・II」の授業から、エビデンスを持って社会現象を実証できる面白さを味わえました。
Now
政治と経済の両面から今の日本社会を探りたいと考えています。現在は、半分以上を経済学科の科目から履修し、卒業論文では長期低迷する日本社会について、所属学科で学ぶ政治学とともに経済学の観点からも検証していく予定です。
田中 日菜さんの場合表現学部 総合文化学科4年(青森県・木造高等学校 卒)
興味あるテーマを多角的に学べる環境が私を成長させてくれた。
演劇、ジェンダー問題、心理学、語学など、いろいろなことに典味を持っていた私にとって、講義バイキングによる学びはとても充実しています。
興味・関心の変化に応じて、他学科の科目を自由に選択できたので、モチベーションも高く維持できたのもよかったです。2年次からは、ジェンダー問題を中心に学修。教育やメデイアといった視点から考えたり、映画やCM、話題のニュースなどを題材に議論したりするため、より身近な問題として取り組めたことも力になりました。
また、苦手だと思い込んでいた語学も、韓国語の授業に出会い意識が変化。今は上級クラスで学びながら、コミュニケーションカを磨いています。
学ぶ楽しさを実感でき、自分自身を大きく成長させてくれる。それが、講義バイキングの魅力だと思います。
< 田中さんの講義バイキング >
Before
大学では、演劇や演出の勉強がしたいと考えており、関心を持っていたジェンダーに関する科目が充実し、そこから学びを広げていける点にも惹かれ、和光大学に入学しました。
深める
現代社会における“男らしさ”について考える「男性学」を履修し、性差による不平等や偏見は、男性にとっても深刻なものだと知りました。ジェンダー問題への興味が増し、多様な視点で物事をとらえる大切さを実感しました。
広がる
ジェンダーに関する授業を軸に、社会学や心理学、中国語、韓国語など、幅広く学びました。好奇心を満たすだけでなく、語学への苦手意識も払しょくでき、自身の成長を感じました。
Now
卒業論文では、映画におけるレズビアンの描き方について考察しました。4年間の学びをすべてつなげることで研究にも厚みが生まれたし、自分にしかできない研究テーマに挑めたと自信になりました。
岡 佳恵さんの場合経済経営学部 経営学科2年
幅広い学びに気軽に挑戦!
実社会に生きるスキルが自然と身についていた。
テーマパークの裔品企画に携わる仕事をめざし、現在はマーケティング分野に興味を持っています。講義バイキングを利用して、経済学科の「観光学」や「ホスピタリティ論」などの授業を受講。観光業や航空業界の最前線で活躍されるスペシャリストによる授業もあり、消費者ニーズや幅広い業界について理解を深めることができました。
所属する経営学科では、1年から企業の方と商品開発に取り組む実践的な授業があり、現在も地域の酒造業者とともに酒粕を活用した商品企画に携わっています。経営学科の専門科目以外にも多様な分野の授業を履修する中で、単に面白いアイデアを提案するだけでなく、在庫のリスクやコストなど、多面的に企画を考えられるようになり、大きな成長を実感できました。
また、幅広い学びに気軽に挑戦できる講義バイキングは、自分では気づいていなかった得意分野や強みを知る良い機会にもなりました。
< 岡さんの講義バイキング >
Before
入学以前から東京ディズニーリゾートの企画に携わる仕事に憧れていました。商品企画・開発について学べ、他学科の講義など自由に学べる「講義バイキング」に魅力を感じて和光大学へ入学しました。
深める
自分の将来や専門の学びに役立つ科目を輻広く履修していました。経済学科の「観光学」などから、コロナ後のビジネスのヒントを得ました。人間科学科の「コーチング論」では、メンバーからアイデアを引き出すチームプロジェクトに活かせるスキルも得られたと思います。
挑戦
世の中の課題を発見し、解決策を編み出す思考法を教わった人間科学科の「ソーシャルデザイン論」。企画の考案が苦手でしたが、この授業で学んだことが企業とのプロジェクトにも役立っています。
Now
若者の健康意識を高める企画、酒粕を活用した商品企画などを実際に企業に提案しました。2年間で知識や考えの引き出しが増え、豊かなアイデアや発想がわいてくるようになったと思います。