地域・流域共生フォーラム
【8/28~30】RACリーダー養成講座2018(報告)
8月28日(火)、29日(水)、30日(木)の三日間、和光大学地域・流域共生フォーラムでは、キャンパスとその周辺にて標記講習会を開催しました。
RACとは 「NPO法人、川に学ぶ体験活動協議会River Activities Council」の略称です。今回のリーダー養成講座には、環境教育や自然ボランティアに関心のある方が参加しました。
講習会初日はフォーラム副代表の堂前教授による開会の挨拶から始まり、午前中はそのまま堂前教授が講師を務め、岡上地域や鶴見川に対する和光大学の取り組み、関わりなどについての講義。
▲学内の施設案内の様子
そのあと、和光大学周辺の川辺や谷戸を歩き、大学や地域の環境への取り組みについて学び、午後は川に学ぶ体験活動の意義や鶴見川流域を題材にした流域と水循環、流域文化等についての座学を行いました。
▲岡上地域を案内
2日目は午前はプールにてロープワーク、ライフジャケットの基礎知識を学び、実習を行いました。さらに「Eボート」を浮かべて、ボートの操作や指示の出し方、溺れた時の対処法などを学び、午後は人形を用いて救急処置法と心肺蘇生法のレクチャーを受けました。
▲ロープワークとEボート操縦のレクチャーの様子
▲人形を用いた心肺蘇生のレクチャーの様子
最終日は午前は実際に川に入り、生物調査を行いながら川の危険な箇所や子どもたちを誘導する際の注意点等を実践に近い形で学び、午後は実技指導と指導者のための水辺のリスクマネジメントについて、DVD、パワーポイントを見て問題を確認し、3日間に及ぶ講習会は無事終了しました。
▲生物調査の様子(左)とパワーポインターによる座学の様子(右)
新たに誕生した川のヒーローの今後の活躍が期待されます。