地域・流域共生フォーラム
【9/4,5,6】RACリーダー養成講座2019が開催されました。
和光大学地域・流域共生フォーラムでは、9月4日(水)、5日(木)、6日(金)の三日間、和光大学キャンパスとその周辺にて標記講習会を開催しました。
RACとは 「NPO法人、川に学ぶ体験活動協議会River Activities Council」の略称です。毎年、NPO法人鶴見川流域ネットワーキングからゲスト講師を派遣いただき、地域ボランティアを行う和光大学学生の支援事業として開催されています。今回のリーダー養成講座には、環境教育や自然ボランティアに関心のある3名の学生が参加しました。
講習会初日の午前中は堂前教授を講師として、まず岡上地域や鶴見川に対する和光大学の取り組み、関わりなどについての講義。そのあと、和光大学周辺の川辺や谷戸を歩き、大学や地域の環境への取り組みについて学び、午後は川に学ぶ体験活動の意義や鶴見川流域を題材にした流域と水循環、流域文化等についての座学を行いました。
▲座学の様子(左)と岡上ウォーキングの様子(右)
2日目の午前はプールにてロープワーク、ライフジャケットの基礎知識を学び、実習を行いました。さらに「ラフティボート」を浮かべて、ボートの操作や指示の出し方、溺れた時の対処法などを学びました。午後は人形を用いて救急処置法と心肺蘇生法のレクチャーと実技指導を行いました。
▲プールでの実習(左)と救急措置の実習(右)
最終日の午前は実際に川に入り生物調査を行いながら川の危険な箇所や子どもたちを誘導する際の注意点等を実践に近い形で学び、最後に指導者のための水辺のリスクマネジメントについて、DVD、パワーポイントを見て問題を確認して、3日間に及ぶ講習会は無事終了しました。
▲川での実習(左)とプログラム作りの様子(右)
今年も鶴見川を舞台にした活動を支えてくれる学生さんが3名生まれました。今後の活躍が楽しみです。