地域・流域共生フォーラム
2019年1月10日(木) 新年一発目の虫捕り!~飼育編~
活動報告
明日参上できるかもと言って早速1日遅れで参上しました齋藤(兄)です。
早くも更新ペースが遅くなるのでは?と見てくださってる方に不安を与えてしまうブログの反面教師(´・ω・`)
そもそも現在見てくださっている人いるのかなぁ?そんな不安さえ感じます。
不安だらけのスタート!今回は前回の続きで割り採集でコクワガタの幼虫を2匹捕まえました!
今回はこの幼虫を飼育してみたいと思います!
クワガタの幼虫の飼育には大きく分けて3種類の方法があります。メリット、デメリットは個人的にこんな感じです。(あくまで個人的見解です。)
1つはクワガタが好む木に穴をあけて、その中で飼育する「材飼育」。私はやったことありませんが、昔の人ははこれで飼育していたそう。
・メリット
野生に近いフォルムになり元気な個体ができるらしい。
・デメリット
木の中にいるので幼虫の様子が分からない。
羽化するのに時間が掛かるらしい。
2つは木を細かくして発酵させた発酵マットを使う「マット飼育」。ノコギリクワガタやミヤマクワガタなどは、これで飼うのが基本。
・メリット
低コストでの飼育が可能。
・デメリット
栄養価が乏しいのか大きいのが出にくい。出そうとすると工夫が必要。管理が甘いと高確率でコバエなどの虫が湧く。
3つはオガ屑にキノコの菌糸を張り巡らせたものを使う「菌床飼育」オオクワガタの仲間はこれが1番手っ取り早い。
・メリット
栄養価が高く、虫も湧きにくい。
オオクワガタ系は大きい個体が出やすい。
・デメリット
高コスト。温度管理をしくじるとキノコが生えてしまい、そうなると栄養価がキノコに持ってかれるので飼育に向かなくなる。
どの飼い方が1番良いかというのはクワガタの種類によって変わってきますがコクワガタに関してはどれでも飼育可能です。(´・ω・`)
よく見かけるので入手難易度が低く、温度管理もシビアでなく幼虫はどの飼い方でも結果が出せる(ある程度の工夫がいります)ので将来色んなクワガタを飼う前の入門種としてや幼虫飼育の練習相手としてはコクワガタは最適です。
今回は写真にも写っていますが菌床飼育で行います。左の白いビンが菌糸ビンと呼ばれるもので、白いのはキノコの菌です。幼虫はこれを食べて育ちます。
オオクワガタの仲間(コクワガタ、オオクワガタ、ヒラタクワガタなど)はずっと木の中で暮らす幼虫です。そんな子たちはこの菌床飼育が向いています。 ノコギリクワガタやミヤマクワガタなど木の根っこにいる幼虫はマット飼育が向いています。
ではお待ちかね!幼虫を菌糸ビンに入れます!
冷凍庫で売っている菌糸ビンを買ったらすぐには使わず1日置いてから使います。
今回は採集を行う前日に用意しました。
蓋を開けると菌糸で塞がっているのでスプーンではがして真ん中に穴をあけその穴に幼虫を頭から入れます。
そうするとそのままズブズブと潜っていくので完全に潜ったことを確認したら蓋をして風通しの良い静かで暗いところに置きます。
幼虫は光、振動、音を嫌います。ストレスを与えてしまうと死んでしまったり羽化した時に小さい成虫が誕生してしまうことがあります。
あとは3か月くらい放置します。これで、この子たちが次回登場するのは長くて3か月後!!
私の読みでは2匹ともメスで30㎜行くかなぁ?くらいだと思っています。大きい方は脂肪を蓄えだしてる感じなので今年の夏には羽化するかな?もう1匹の小さいほうは来年にならないくらいかなぁ?と予想。
終齢幼虫であれば重さを測ると成虫になった時の大まかなサイズが分かります。しかし!久しぶりなせいか測るのを忘れてしまいました!(´・ω・`)だらしねぇ
まだリハビリが必要だとヒシヒシと伝わったところでここまで!
次回は麻生川に参上予定!野鳥を追います!ではノシ