お知らせ
心理教育学科・阿部慶賀先生、4年生の本間友茂さんが「情報コミュニケーション学会」第22回大会で受賞しました!
2025年3月21日
心理教育学科4年生の本間友茂さんが「情報コミュニケーション学会」第22回大会(2025年3月1日、2日 昭和女子大学において開催)で「学生優秀発表賞」を受賞しました!
本間さんの発表は「ゲーム課題を用いたフロー状態への条件の検討」というタイトルの研究で、世間で言われる「フロー体験(スポーツの場合は「ゾーン」などとも呼ばれる)」に入る条件を、一人称視点のシューティングゲームを用いた心理学実験で検討したものです。
研究の結果、絶えず注意を向ける対象が狭い範囲に1つだけ存在し続けることがフロー体験に入りやすくする要因となっていることが示唆されました。
本間さんから「研究に参加していただいた方に加え、指導教員である阿部慶賀先生からたくさんの支援をいただいけたからこそ、このような賞をいただけたのだと思います。本当にありがとうございます。」とメッセージをいただきました。
また、阿部慶賀先生も同大会において、森住匠馬さん(シンポ―情報システム)と行った研究を発表し、「優秀発表賞(一般の部)」を受賞しました!
森住さんが卒業研究で行った様々なトピックへのSNS投稿に対する不謹慎感について調べたもので、国内外のさまざまな時代の天災(地震など)、テロ、有名人の死といった事象をいじる投稿を見かけた場合に、不謹慎だと感じる度合いがどのように変化するかをアンケートで調べたものです。
調査の結果、時間の経過が大きいものほど不謹慎感が低下することに加え、天災(地震)は他のケースに比べて被害者の規模が大きいことから、不謹慎感が低下しにくいことが示唆されました。
▲本間さんと阿部先生を表彰状とともに撮影させていただきました!
情報コミュニケーション学会
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