お知らせ
総合文化学科・飯田基晴先生担当「映像と現代社会2」公開授業のご案内
2025年1月7日
総合文化学科の科目「映像と現代社会2」(飯田基晴先生担当)では、現代社会の理解に適した映像作品を鑑賞し、社会の様々な事象や問題がどのように記録され、表現されてきたかを学んできました。
2025年1月10日(金)に行う最終回のテーマは「性暴力」です。
和光大学の映像ゼミの卒業制作として作られた2作品を通じて、このテーマについて考えます。作品を作った蓮見卯乃さんと奥村海音さんも参加します。
今回の授業は一般の方にも公開いたしますので、ご希望の方は是非お申込みください。
「映像と現代社会2」公開授業
日時:2025年1月10日(金)3限(13時~14時半)
場所:和光大学 B207教室(B棟2階)
和光大学までのアクセス
申込:m.iida@wako.ac.jp (担当教員:飯田基晴)
※空席に限りがあるので、申込多数の場合はお断りすることがあります。
<鑑賞作品>
『言えなかった』
(2024年/26分/監督:蓮見卯乃)
この作品は、和光大学映像研究ゼミの卒業制作で制作した作品です。「性暴力」をテーマにしています。
被害を受けたことを誰にも告白できずに悩む主人公あすかは、誰にも言えなかった自分の話を淡々と語ります。
直接会って話をすることはできなくとも、作品を見て何か感じてくれたら、「会話」になるのではないか。この作品を必要とする誰かに、「あなたはひとりじゃない」と伝えたい。そんなあすかの気持ちを作品に込めました。
『一歩』
(2025年/13分/監督:奥村海音)
沖縄と性暴力、全く関係のないように見えて実は近くにあります。
私は沖縄を訪れ、沖縄で起こっていること、今の日本が抱えている社会問題に向き合いました。
今の日本では加害者にならない為の教育ではなく、被害者にならない為の教育ばかりです。この作品がそれぞれの一歩となることを願っています。