お知らせ
経営学科・小林猛久ゼミが韓国 釜山で開催された「東明大学主催 第10回国際学生スタートアップ会議」に参加しました!
2024年11月27日
2024年10月28日(月)から11月1日(金)まで、経営学科・小林猛久ゼミ(ビジネス・コミュニケーションゼミ)の学生4名に、他学科の学生7名を加えた11名が、韓国の釜山にある東明大学主催の「第10回国際学生スタートアップ会議」に参加しました。
参加学生を代表して、経営学科3年生から報告レポートが届きました!
韓国 釜山:東明大学主催 第10回国際学生スタートアップ会議参加レポート
今回私たち11名の和光大学学生は、10月28日(月)から11月1日(金)までの5日間、韓国の釜山にある東明大学が主催する第10回国際学生スタートアップ会議に参加した。私が今回の国際学生スタートアップ会議に参加した目的は、グローバルな人間関係を築きながら異国の文化を学び、国際学生スタートアップ会議で発表された案に関する情報の収集と理解を深めることであった。主に参加していた学生は韓国、日本、タイ、ベトナムなどのアジアからの参加が多く、アメリカやドイツなどの大学などからも参加した学生を含めると、参加者の総数は延べ200人を超えていた。この規模の国際学生スタートアップ会議に参加する実感が湧かず、当日活動するにあたって語学力の不足で意思疎通や伝達に支障をきたしてしまうのではないかと不安な気持ちを抱えて当日を迎えることとなった。
当日は大学に着いてから参加者紹介とウェルカムスピーチを受けた後に、国際学生スタートアップ会議を行う会場に移動してから無作為にチームメンバー決めが行われ、事前に受けた説明と異なる進行となったことに、少し驚いた。その後はアイスブレイクがてら昼食をとった。
私が所属することになったチームのテーマは「韓国国内の観光について」に決まり、事前に調べていたテーマとは異なるものだったため、母国語ではない言語が飛び交う中、序盤は話されている内容を理解することからのスタートとなってしまった。しかし、そのテーマに詳しいメンバーからの補足でどうにかついて行くことができた。ビジネスプランを作成するという議論の部分は、正直に言ってあまり参加することができなかったが、自分が少しでもチームの戦力になれるように役割を模索しながら活動に勤しんだ。また、チームの中や他のチームではすでに発表資料を事前に準備してきている学生もいて意識の高さに感心させられた。
今回の経験から全体を通して反省すべきと思ったことと得られたことがいくつかあった。
まず、自分自身の語学力が他の学生と比較して低すぎることを痛感させられた。一緒のチームになった人の中には、タイ語と英語と韓国語を流暢に話すトリリンガルがいたり、その人たちを中心に白熱した議論になった時、ネイティブスピーカーと同じくらいの速度で英語をスムースに話している状況に直面したりした時は、知っている単語や会話の定型文から大まかな状況を把握できても、次の瞬間には、すでに次の話題になっていて、相槌やリアクションを取ることしかできない状態に陥ってしまい、英会話でのレスポンスをもっと早くできるようにならねばと痛感した。
こうしたプロジェクトの参加を通して、グローバルな人間関係を作る貴重な機会を得ることができたことも良い経験となった。普段簡単に知り合うことができない韓国やベトナム、タイを中心として多くの海外の学生たちと友好な交友関係を築くことができたことは、今回研修に参加した大きな目的のひとつであったので、とても嬉しいできごとだった。
さらに、国際学生スタートアップ会議の中で他チームが作成した各々のテーマに沿ったスタートアップの発表を見て、今まで興味を持ってこなかったような環境問題や知らなかった新たなビジネスの観点にも触れることができ、自身の視野が広がって、各国の抱える社会問題などにもより興味関心を持つきっかけとなった。
和光大学集合写真
チーム活動時の写真
表彰式の写真
経営学科3年 増田