お知らせ
(11/7) 映像研究ゼミの卒業生・蓮見卯乃さんの卒業制作作品上映会のお知らせ
2024年9月30日
総合文化学科の飯田基晴先生から、映像研究ゼミの卒業生・蓮見卯乃さんの卒業制作作品の上映会のお知らせが届きました。
皆さま、是非ご参加ください。
第125回 VIDEO ACT! 上映会 ~ずっと言えなかったこと~
内閣府が2023年に発表した調査によると、若年層(16~24歳)のうち、4人に1人以上(26.4%)が何らかの性暴力被害に遭っているという。
加害者が近親者の場合、子どもや若者は、いったい誰に相談すればいいのか。多くの人々は、誰にも打ち明けられず、深い傷跡を抱えたまま生きることになる。
この問題は、日本だけではない。ベルギーを拠点とするモルドバ出身の映画監督・オルガ・ルコヴニコヴァによる『トゥドル叔父さん(英題:My Uncle Tudor)』と和光大学映像研究ゼミの卒業制作『言えなかった』(監督:蓮見卯乃)の2作品を併映し、子どもや若者への性暴力について、深く考える時間としたい。
上映作品 1 『トゥドル叔父さん』
(2021年/19分/監督:オルガ・ルコヴニコヴァ/ベルギー・ハンガリー・ポルトガル・モルドバ)
【作品概要】
20年間の沈黙の後、映画監督は曽祖父母の家に戻る。そこで彼女は、彼女の記憶に永遠に深い傷跡を残す悲惨な出来事を経験した。待ちに待った家族との集まりは、過去を乗り越えようとする彼女の試みと相反する。
【監督のコメント】
私は2011年から映画を学んでおり、以前は他の人々のドキュメンタリー映画を制作していました。1年前、私は自分の最大の苦痛、つまり何十年も秘密にしてきた子供時代の思い出について、初めての個人的な映画を制作しようと決めました。
ステレオタイプとは反対に、子供たちは見知らぬ人よりも親戚、友人、教師などの身近な人からトラウマを負うことが多いです。親は子供たちに、時には二重人格であるかもしれない、これらの人々を信頼するように教えます。したがって、子供たちに不適切な大人の行動を特定し、対峙し、報告するように教えることは非常に重要です。
これが私の映画の中心的なメッセージです。
私は、一見普通の人ですが、残念ながら虐待的なアイデンティティを隠している男性がいる、理想的で愛情深い家族を描いています。長年にわたり、私は数百万もの重要な疑問を蓄積してきましたが、ついにそれらを尋ねる勇気が持てました。沈黙し、行動しない言い訳はもうできませんでした。沈黙と恐怖は悪に力を与えます。
上映作品 2 『言えなかった』
(2024年/26分/監督:蓮見卯乃/日本)
【作品概要】
この作品は、和光大学映像研究ゼミの卒業制作で制作した作品です。「性暴力」をテーマにしています。被害を受けたことを誰にも告白できずに悩む主人公あすかは、誰にも言えなかった自分の話を淡々と語ります。
直接会って話をすることはできなくとも、作品を見て何か感じてくれたら、「会話」になるのではないか。この作品を必要とする誰かに、「あなたはひとりじゃない」と伝えたい。そんなあすかの気持ちを作品に込めました。
■ 日時 2024年11月7日(木) 開場/18:30 開始/19:00
※上映後、監督の蓮見卯乃さんを迎えたトークあり
■ 会場
東京ボランティア・市民活動センター(東京・飯田橋セントラルプラザ10階)
TEL:03-3235-1171
JR・地下鉄飯田橋駅下車 徒歩1分
https://www.tvac.or.jp/
■ 参加費 500円(介助者は無料/予約不要)
■ 問合せ ビデオアクト上映プロジェクト
Eメール:jyouei@videoact.jp
http://videoact.seesaa.net/