お知らせ
共通教養科目「地域デザイン」履修学生から和光小学校と連携した稲刈りの活動報告が届きました
2023年10月13日
共通教養科目「地域デザイン」を履修している学生から、和光小学校と連携した稲刈りの活動報告が届きました。
2023年9月29日(金)に和光大学共通教養科目である(指導者:小林猛久 他)「地域デザイン」の履修学生の内の約20名の学生で、和光小学校の5年生が行う稲刈りの運営支援を行いました。今回の参加者も前回と変わらず5年生の1組と2組の児童たちと保護者の方々、先生方でした。今回稲刈りを行ったお米の品種は、もち米と神奈川生まれのうるち米である、「はるみ」という品種です。前回、稲を結ぶ紐が無く、結ぶのに時間がかかってしまいました。今回は事前に麻紐を45~65cm程に切り分け、作業が停滞しないように工夫しました。今回、学生は稲架掛け(はさかけ)用に鉄骨と軸の設置をする場所を事前に刈り取り、十分な場所を用意した上で稲刈りを行いました。児童は稲を刈り取り、学生は児童から刈り取った稲を受け取り、結ぶ工程を担当しました。品種の違いが分かりにくいもち米と「はるみ」の境も事前に刈り取りを行うことで、混ざらないようにしました。児童たちが田植えから行ったものなので、終始楽しそうに稲刈りを行っていたのが印象的でした。
今回ポイントとなった箇所が2点ありました。
1つ目は、稲架掛けの位置決めです。最初の位置からどんどん伸ばしていくため、この位置決めがとても大事でした。また、伸ばしたものが元の位置からズレてしまった場合、きちんと鉄骨がうまくハマらなかったり、掛けた稲を含めた鉄骨が落ちてしまうということになりかねないため、とても繊細な作業でした。
2つ目は、しばる稲の1束の太さの均等性についてです。1束を太くしすぎると結びづらく、細すぎると余計に多く結ばなくてはいけないため均一な太さで結ぶことが必要でした。大まかな指標としては、両手の親指と人差し指をくっ付け、輪にした時の太さです。
前回の田植えより作業をスムーズに行えた反面、仕事量は多かった印象です。今回の手順を次年度に引き継ぎ、より良くしていこうと思います。
▲児童が稲刈りをしている様子
▲稲架掛けの様子
経営学科2年 間部