お知らせ
総合文化学科・酒寄進一先生 翻訳『神』が出版されます
2023年9月4日
総合文化学科・酒寄先生が翻訳した、フェルディナント・フォン・シーラッハ著『神』が2023年9月11日に出版されます。
みなさま、是非お手にとってご覧ください。
神
<内容>東京創元社WEBサイトより引用
78歳の元建築家ゲルトナーは、医師に薬剤を用いた自死の幇助を求めている。彼は肉体的にも精神的にも健康な状態だ。ただ、愛する妻を亡くし、これ以上生きる意味はないと考えている。ドイツ倫理委員会主催の討論会が開催され、法学、医学、神学の各分野から参考人を招いて、彼の主張について議論することになった。「死にたい」という彼の意志を尊重し、致死薬を与えるべきか? ゲルトナーのホームドクターや顧問弁護士も意見を述べ、活発な議論が展開される。だが、最終的な結論をくだすのは――観客の「あなた」だ。
本屋大賞「翻訳小説部門」第1位『犯罪』の著者が放つ、医師による自死の幇助の是非について観客が投票する緊迫の戯曲!
著:フェルディナント・フォン・シーラッハ
訳:酒寄 進一
発行:東京創元社
価格:1,700円(税別)
ISBN 978-4-488-01129-1
【東京創元社WEBサイト 書籍紹介ページ】
http://www.tsogen.co.jp/sp/isbn/9784488011291