お知らせ
(2/21~3/5) 芸術学科3年生 選抜展『WAG2022』開催のお知らせ
2022年2月21日
今回9回目となる和光大学芸術学科3年生の選抜展『WAG2022』が、2022年2月21日(月)から開催されます。
「WAG」とは、和光芸術(WAKO-ART/G学科)の愛称ですが、1980〜90年代ロンドンで音楽シーンを彩った伝説的なナイトクラブの名前でもあり、「身体を揺り動かす」「おどけもの」「ずる休み」などを意味する言葉です。流行にとらわれず、独特の表現を追求する和光の芸術学科生らしいタイトルです。
今年度は大場あゆさん、マギー・J・リーさんの2名が選ばれ、それぞれ個展形式で作品を発表します。
ご高覧いただき、温かいご批評をいただけると幸いです。
WAG2022 大場あゆ個展「深淵からのぞく」
◆会期:2022年2月21日(月)〜3月5日(土)12時~19時(最終日17時)※日曜休廊
◆会場:MUSEE F 東京都渋谷区神宮前4-17-3 アーク・アトリウムB02
◆主催:和光大学表現学部芸術学科
大場あゆ
2019年和光大学芸術学科へ入学。日本画を学び、岩絵具を使った平面作品を中心に制作しています。大場は絵画には「関与できない部分」があるとし、本展覧会では「関与できない部分」=「隙間」に着目した作品を発表します。大場は絵画世界を独自に解釈し、連続する世界(絵画)を断絶・あるいは繋ぐための「隙間」を内包する空間として再構成します。10の隙間を持つ大場の絵画は柱のように空間に自立し、展示室全体を絵画体験の場として機能させるでしょう。
WAG2022 マギー・J・リー個展「端役」
◆会期:2022年2月21日(月)〜3月5日(土)12時~19時(最終日17時)※日曜休廊
◆会場:表参道画廊 東京都渋谷区神宮前4-17-3 アーク・アトリウムB02
◆主催:和光大学表現学部芸術学科
マギー・J・リー (MAGGIE J LEE)
マレーシア生まれ。日本工学院専門学校で舞台技術を学んだ後、2021年に和光大学芸術学科へ編入。舞台技術を学んだ経験から「与えられた役」に関心を持つリーは、「端役」をテーマに制作をしています。街路灯などの普段の生活で見落とされがちな「端役」たちは、リー独特のユニークな視点で切り取られることで、その存在が顕在化されます。リーの表現は、私たちに「見えている/見えていない」の関係を改めて考えることを強く促します。