お知らせ
(9/7) 総合文化学科・酒寄進一先生 翻訳『羊の頭』が出版されます
2021年9月1日
総合文化学科・酒寄先生が翻訳したアンドレアス・フェーア著『羊の頭』が2021年9月7日(火)に出版されます。
みなさま、是非お手にとってご覧ください。
『羊の頭』
<内容>小学館WEBサイトより引用
ドイツ推理作家協会賞新人賞受賞作、第2弾
その日、ミースバッハ刑事警察の上級巡査クロイトナーは、リーダーシュタイン山の頂上を目指していた。全欧警察技能コンテストに向けてのトレーニングの一環だった。
やっとの思いで頂上に着くと、小さな礼拝堂のそばになぜか大きなビール樽が立ててあった。運んできたのは顔見知りの小悪人スタニスラウス・クメーダーだった。
挨拶もそこそこに、クロイトナーは突然気分が悪くなり、頂上を囲む手すりから身を乗り出して嘔吐する。だが、顔を上げて振り向くと、クメーダーの姿が消え、頭部が吹き飛んだ胴体がその場所に横たわっていた。
2年前、クメーダーの恋人が失踪した。クメーダーが殺される前、クロイトナーはその失踪中の恋人の行方を弁護士のファルキングが知っていると聞かされていた。
クメーダーの恋人が失踪した頃、弁護士のファルキングは、20万ユーロに及ぶ大金を義父から借りていた。ファルキングは仕事上の損失を補填するため、インサイダー取引の危険な賭けに出るつもりだった。
著:アンドレアス・フェーア
翻訳:酒寄 進一
発行:小学館
価格:1,150円(税別)
ISBN:978-4-09-406804-7
【小学館WEBサイト 書籍紹介ページ】
https://www.shogakukan.co.jp/books/09406804