お知らせ
芸術学科卒業生で写真家の岡本尚文さんが『沖縄島建築 建物と暮らしの記録と記憶』を刊行
芸術学科卒業生で写真家の岡本尚文さんが撮影した『沖縄島建築 建物と暮らしの記録と記憶』が出版されました。
みなさま、是非お手に取ってご覧ください。
『沖縄島建築 建物と暮らしの記録と記憶』
名建築から、路地裏の民家まで。「建物」から沖縄の歴史と多様な文化が見えてくる!
味のある古い建築を見て・読んで・楽しむビジュアル探報記。
木造建築、コンクリート建築、赤瓦、セメント瓦、琉球、日本、アメリカーー。
本書は、多様な文化が混ざり合う沖縄本島のまちと建築を通して、時代の流れのなかを生きた人びとの暮らしの「記録と記憶」をまとめた一冊です。
琉球王朝時代の名残をとどめる首里の味噌屋、沖縄最古のコンクリート建築である旧庁舎、アメリカ基地内のダイナーから着想を得たドライブインレストランなど、現存する数少ない戦前の建築から戦後アメリカ文化の影響を受けた建築まで、沖縄の歴史をたどる10軒を取材。
そのほか、沖縄独特の建築意匠やアイデア、地域の商店などを紹介したコラム、沖縄本島4エリアの見るべき建築を、写真と専門的な解説で紹介したマップなど。
普通のガイドブックでは物足りない方にもおすすめです。
《取材先10軒》
1.琉球王朝時代から続く味噌屋「玉那覇味噌醤油」
2.戦前の暮らしが見える泡盛工場「津嘉山酒造所」
3.やがて百歳になる旧庁舎「大宜味村役場旧庁舎」
4.戦前、沖縄で唯一のホテル「沖縄ホテル」
5.ゆんたくを愛するさしみ屋「親川鮮魚店」
6.夢と希望と笑いの映画館「首里劇場」
7.世界一小さくて、懐の深い美術館
「キャンプ タルガニー アーティスティック ファーム」
8.与那原を見守る教会「聖クララ教会」
9.腕のいいメガネ店「オーアイシィーメガネ店」
10.地元のアメリカンドライブイン「シーサイドドライブイン」
《書籍情報》
『沖縄島建築 建物と暮らしの記録と記憶』
(*読み方は「おきなわじま けんちく」「おきなわ しまけんちく」とも読めます)
監修:普久原朝充 ディレクション・写真:岡本尚文
定価:本体価格1,900円(税別)
仕様:192ページ/A5/ソフトカバー
ISBN:978-4-908406-40-9