「生命系」「身体文化系」「社会学系」の
3つの領域から「人間とは何か?」を追究する

人間科学科ゼミ紹介

大学ならではの授業といえば、少人数の演習「ゼミナール( 通称:ゼミ)」。
和光大学では1年次から、各学科で特色のある少人数演習が始まり、学年が進むと、より自分のテーマを深掘りできるゼミを選びます。
先生との関わりも一層濃くなる3・4年次のゼミの1コマをご紹介!

被災地の子ども支援を実践 制野先生のゼミ

制野 俊弘 先生 人間科学科

    人間科学科ゼミ紹介

  • 人間科学科ゼミ紹介

    能登支援のためにできることを考えよう

    自然災害の多い日本で、児童・青年期に被災を経験する人は決して少なくありません。被災地の子ども支援を実践する制野ゼミでは、2024年から能登地震で被災した子どもたちを支える取り組みを行っています。有志メンバーが現地を継続的に訪れて学習支援を行うほか、大学内でできる間接的支援について考えました。その一つがチャリティー販売です。被災地の農業法人から取り寄せたお米を使った炊き込みご飯とみそ汁を“和光銀座”で提供。グッズ販売の収益金と合算し、現地で子ども支援を行うNPO法人に寄付をしました。

  • 人間科学科ゼミ紹介

    いざという災害時に支え合える人材になる

    指導にあたる制野先生は、2016年3月まで宮城県内の公立中学校で保健体育科教員として勤務していました。東日本大震災を教育現場で経験し、震災で心身に傷を負った生徒たちと震災後の時間を共にし、「いのち」について考える授業も行いました。和光大学に着任後は、若い世代を巻き込んで被災地の子どもと向き合う活動を実践するほか、各地で防災に関する講演にも取り組んでいます。いつ自然災害が起きてもおかしくない未来に、ただ不安を抱くのではなく、支え合える姿勢と実践経験を持った学生を育てるゼミです。