お知らせ
経済学科 必修科目「キャリア研究2」において課題解決プロジェクト発表会が行われました!
2025年10月31日
経済学科の必修科目「キャリア研究」は、1から4までを4年間かけて履修します。
2年次で履修する「キャリア研究2」では、「キャリア研究1」で学んだ内容を踏まえ、「コミュニケーション能力」、「チームワーク力」、「プレゼンテーション力」、「論理的思考力」などを高めることを目指しています。授業は、クラス別授業と全クラス合同授業とを織り交ぜて行われます。
2025年10月28日(火)の全クラス合同授業において、課題解決プロジェクト発表会が行われました。
この「課題解決プロジェクト」は株式会社マイナビが行っているもので、さまざまな企業から提供される課題をテーマにした企画アイデアコンテストです。
発表会に向けて、クラス別授業にて複数回の準備を行い、当日を迎えました!
経済学科教員と教学支援課職員が審査員を務め、お招きした企業の方からも講評をいただきました。
今回、学生たちは、株式会社ローソンが提供したテーマ「みんなと暮らすマチを幸せにするためにできる取組として『Real×Tech LAWSON』をテーマに自由に新しい挑戦を提案してください。」に取り組み、5チームから次のアイデアが発表されました。
稲田先生クラス
「ナチュろう!食生活!」
生活習慣病を予防するために食生活を見直すというコンセプトを設定し、美と健康をテーマに心身ともに健やかで快適な暮らしをサポートするナチュラルローソンを活用したサービスを提案。すでに展開されている「ローソンアプリ」に新たな機能を加え、忙しい社会人などを対象に、栄養バランスに配慮した食事の宅配サブスクリプションサービスを企画した。
吉本先生クラス
「食品ロス削減アプリ」
ローソン専用の食品ロス削減アプリを企画。リアルタイムで値引き商品を通知することで、消費者はお得に買い物ができるほか、食品ロスへの貢献度によってポイントが貯まり、貯まったポイントはローソンの商品と交換可能。ローソンにとっては「廃棄コスト削減+来店増加」の効果が得られ、消費者にとっては「お得×社会貢献」で継続的に楽しく買い物ができる。
梶原先生クラス
「ホスピタルローソンを市街へ―まちの中に小さな病院の安心を―」
病院内の売店「ホスピタルローソン」を展開する強みを生かし、「ヘルスケア」「リカバリー」「コミュニティー」の3つを強化。オンライン診療を充実させ、すぐに受診できる安心感を高めるほか、サプリ提供サービスによる通院・退院後のフォロー、ワークショップや地域の施設の巡回によって、健康維持と予防、医療・生活の質向上のみならず地域コミュニティーの活性化にも寄与する。
堀川先生クラス
「空から届く、配送の未来」
山間部や離島、高齢者の多い地域などを対象にドローンを使った配送サービスを提供する。
業務提携先として、通信事業者および国産ドローンメーカーの企業名を挙げ、具体的な提携方法やコスト配分も提案。3社で分担することで初期費用を抑えることができ、実装後は配送料と広告費を収入源とする。人手不足による物流の維持困難の解消、人が住み続けられる街づくりに貢献する。
岩間先生クラス
「『Real×Tech×LAWSON』が実現する"共助"のまち」
AIの活用によって、リアリティーとテクノロジーの融合した街を形成。消費者の新しい購買体験を実現する。AIと人が連携する「共助」のプラットフォームを構築することで、人手不足と地域の孤立という二大課題を解決し、ローソングループの理念である「‟みんなと暮らすマチ"を幸せにする」ための、持続可能な戦略とする。
次に、株式会社TSUNAGUの石井様、株式会社マイナビの社員の方から講評をいただきました。
石井様は株式会社ローソンの元執行役員でいらっしゃり、本学教員との縁で登壇してくださいました。消費者視点はもちろんのこと、社会課題解決の視点があり、印象的なプレゼンテーションだったとお褒めの言葉をいただきました。
また、AI時代だからこそ、人間に求められるスキルについて考えてほしいとのお話もありました。最後に、今後ビジネスの場に羽ばたく学生たちへ「ビジネスほど楽しい世界はないですよ!」とエールをいただきました。
また、この「課題解決プロジェクト」を主催しているマイナビの方からは、他者と働くことは時に難しいこともあるけれども、学生が今回チームで挑戦したことに大きな意義があると激励のメッセージをいただきました!
審査員として参加した教学支援課職員からは「前期よりブラッシュアップされていて、発表も堂々として素晴らしかった」との講評がありました。
▲株式会社TSUNAGUの石井様からの全体講評
続いて、審査員がそれぞれ採点と投票を行い、「最優秀企画賞」と「最優秀プレゼン賞」が決まりました!
「最優秀企画賞」は、「提案の完成度」「独創性」「実現可能性」の3つの観点で審査され、梶原先生クラスの皆さんが受賞!
提案の完成度の高さや、具体性のある企画が高く評価されました!
半谷学長から、発表チームメンバーに表彰状と副賞が手渡されました。
▲梶原先生のクラスの発表メンバーの皆さん
「最優秀プレゼン賞」は、「明瞭性」「説得力」「チームワーク力」の3つの観点で審査され、堀川先生クラスの皆さんが受賞!
授業時間以外にも話し合いやディスカッションを重ねたことが伝わってくるプレゼンでした。
平井学部長から、発表チームメンバーに表彰状と副賞が手渡されました。

▲堀川先生のクラスの発表メンバーの皆さん
2025年11月18日(火)~12月2日(火)には、図書・情報館の「梅根記念室」にて、今回の発表について、全クラス分のポスター展示が行われます。
こちらも、来場者(学生と教職員)の投票によって最優秀賞が決定されます!
(授業内で受賞した2チームは特別出展とするため、それ以外のチームに投票できる方式で実施)
学生、教職員の皆さん、投票をよろしくお願いします!
*確認がとれたクラスの写真のみ掲載しました。
