お知らせ
共通教養科目「地域デザイン」を履修している学生から、ぶどう栽培作業の報告が届きました!
2025年7月10日
共通教養科目「地域デザイン」を履修している学生から、ぶどう栽培作業の報告が届きました。
2025年6月27日(金)に、共通教養科目「地域デザイン」(担当教員:小林猛久、木村史紅 他)のワインラベルデザインチームを中心に、NPO法人岡上アグリ・リゾートの山田様の指導のもと、ワイン用のぶどうの栽培の手伝いを行いました。今回は相模女子大学(学芸学部生活デザイン学科)の桑原茂教授と学生5名も参加し、合同で栽培作業を体験しました。
ワイン用のぶどう畑でいつも欠かさず行うのは、除葉作業です。葉を間引くことで風通しを良くして病気などを防ぐ効果や、ぶどうに栄養を行き渡らせるという意味があります。葉が生い茂って重なっていた部分がすっきりとした見た目になり、太陽光がバランスよく当たるようになりました。
その後、成長中のぶどうの房に傘かけを行いました。房に傘を取り付けることで雨が降った際にカビからぶどうを守る効果があります。地面に対して斜めにならないように取り付けることがポイントでした。歪な形の房は整える必要があり、粒を切り落とさなければなりません。良い品質のぶどうを育てるためにはおもいきった作業が必要であることを学びました。
同日2限の時間帯で、ワインラベルデザインチームは明治大学(農学部岩崎ゼミ)の学生と合同でラベルのデザイン制作を進めました。和光大学と明治大学の学生が交互にアイデアを共有し、より良いデザインにする為のアドバイスを木村先生からいただきました。それぞれのワインの栽培場所の特色が生かされたアイデアに溢れ、これからどのようにブラッシュアップされていくのかが楽しみです。
明治大学や相模女子大学の学生との合同授業を通して、普段は別の分野を学んでいる方々とこうして同じ空間で授業を受けることができて貴重な経験だと思いました。特に和光大学と明治大学ではそれぞれ別のワインブランドをつくっているため、デザインのモチーフなども異なっているところが、交流授業だからこそ知ることのできる要素であると感じました。
▲ぶどう畑にて山田貢さんの説明を聞く和光大学と相模女子大学の学生たち
▲アイデアを共有する和光大学と明治大学のワインラベルデザインチーム
芸術学科2年 原