お知らせ
共通教養科目「地域デザイン」履修学生から「寺子屋おかがみ」と連携した田植え体験サポートの報告が届きました
2025年7月1日
共通教養科目「地域デザイン」を履修している学生から、「寺子屋おかがみ」と連携した田植え体験サポート活動の報告が届きました。
地域とともに学ぶ ― 和光大学「地域デザイン」履修者による田植え体験支援
2025年6月14日(土)、共通教養科目「地域デザイン」(担当教員:小林猛久ほか)の授業の一環として、私たち履修学生は、NPO法人岡上アグリ・リゾートの山田様と連携し、岡上小学校の小学生と保護者の皆さんによる「寺子屋おかがみ」活動にて、田植え体験のサポートを行いました。また、和光鶴川小学校学童クラブの小学生やスタッフの皆さんも参加され、地域とのつながりを強く実感できる貴重な機会となりました。
当日は晴天に恵まれましたが、広大な田んぼとぬかるんだ足元に苦戦し、時間内に終えられるか不安もありました。しかし、参加者の皆さんがすぐに田植えの手順に慣れてくださったことで、作業は想定以上に順調に進行しました。私たち学生は、苗を一箇所に3本ずつ植えるという基本を説明した後、田んぼの両端に引いたロープの30cm間隔の印を目安に、参加者と一緒に苗を植えるサポートを行いました。
なお、私たち学生も、等間隔に苗を植える作業の難しさを実感しました。特に、ロープを張る係と植える係のタイミングが合わないと間隔がずれてしまうため、互いの動きに合わせることの大切さも学びました。協力し合いながら作業を進めることの大切さを、体を動かしながら身をもって理解することができました。
この活動は、農業体験を通して地域の資源や暮らしの循環を学び、地域社会の成り立ちに触れることを目的としています。小学生との交流を通じて、世代を超えた関わりの意義を感じるとともに、地域づくりにおいて協働することの重要性を学ぶ貴重な体験となりました。
秋には、今回植えた稲が黄金色に実り、収穫の時期を迎える予定です。私たちはその収穫までの過程も責任を持って関わり、地域の皆さんと協力しながら、農を通じた学びをより一層深めていきたいと考えています。
▲ガイドロープに沿って横一列になって田植えの作業中
▲学生から田植え体験の説明を受ける参加者の皆さん
経営学科 2年 城所 溜唯
経営学科 3年 友野 花菩