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総合文化学科・遠藤朋之先生が翻訳を手がけた詩人 城戸朱理さん英訳詩選集『Names and Rivers』がワシントン・ポスト「今年の詩書5冊」に選ばれました
2022年11月22日
総合文化学科・遠藤朋之先生が翻訳を手がけた、詩人 城戸朱理さん英訳詩選集『Names and Rivers』がワシントン・ポスト(2022/11/17)「今年の詩書5冊」に選ばれました!
遠藤先生からメッセージが届いています。
思いもかけないことが起こった。なんと、アメリカ、ワシントンDCに本拠を置く新聞社、「ワシントン・ポスト」に、エンドウとピュリッツァー賞受賞詩人のフォレスト・ガンダーが翻訳した城戸朱理さんの詩集が、「本年度の詩集ベスト5」に選ばれた。
それも、トップで紹介されている。
The 5 best poetry collections of 2022 - The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/books/2022/11/17/best-poetry/
「ワシントン・ポスト」といえば、全米での主要新聞のひとつであり、リベラルな論調でも知られる。ここでエンドウの翻訳が紹介されること、非常に光栄である。さらに、毎週のように上がる書評で取り上げられたのではなく、年末の「今年の詩書5冊」という枠で取り上げてもらった。
「2022年、アメリカで出された詩集のベスト5」ということだ。もっと言うと、取り上げられた5冊のなかで、翻訳書は本書のみである。
翻訳がcreative な作業であることを評価してもらい、翻訳をした当人であるエンドウも、望外の喜びである。
とはいえ、翻訳は翻訳。元の詩を書いた城戸朱理さんの作品が素晴らしいので、英語に移しても、当然のごとく評価された、そういうことである。
すでに書いたが、表紙の写真を撮影したのは、本学旧文学科卒業の小野田桂子さん。裏話ではあるが、この写真は小野田さんがフィンランドで、ずぶ濡れになりながら撮ったものだそうだ。
和光生よ、こんな卒業生や教員の活動を知って、刺激を受けるべし!
総合文化学科 遠藤朋之
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