地域・流域共生フォーラム

地域・流域プログラム

地域・流域プログラムとは

 地域・流域プログラムは、本プロジェクトの柱ともいえる、学部横断型のカリキュラムです。主として理論講義科目と実践型講義科目で構成され、川崎市岡上地域を中心として鶴見川流域に広がる豊かな自然環境と社会にふれながら、環境に関わる学問を体系的に学び、都市型環境保全の理論とスキルを身につけます。私たちが目指すのは、足もとの自然をみつめ、地域の人々とつながりあいながら、人と自然、社会と自然の共生を実現する力を養うこと。さらに、環境保全に限らず、職場や地域社会において、自らの頭と体を使い、ものごとを積極的に実践していく能力を身につけてもらうことです。

 こうした講義では、これまでにも川崎市緑政課との協力によってキャンパス内保全緑地(川崎市指定)管理計画書が学生の手で作成されたり、 学生が絶滅危惧種である「ホトケドジョウ」を発見するなどの成果を得ています。

「流域主義による地域貢献と環境教育」プログラムの構成図

 このプログラムでは地域環境や流域環境についての科目を系統的に履修してもらいます。社会的評価のある環境関連資格取得もこのプログラムに含まれています。この制度は、申請手続きをした上で、所定の科目を履修し、レポートを提出した者に対して、翌年度5月頃(4年生は卒業時)に「プログラム履修証明書」を発行し、「流域環境士」の資格を与えます。

 環境関連の職場へ就職を希望する学生にとって意義があることはもちろん、企業の環境貢献活動が重視されつつある現状にあっては、広く社会的な評価を得られる履修プログラムとなることでしょう。

 このプログラムは地域・流域共生フォーラム〈Forum for Environmental Networking in the Tsurumi River Basin (CENTR) 〉が運営しています。

2023年度地域・流域プログラム履修申請について

和光大学の学生は、学部学科を問わず、このプログラムの申請手続きをすることができます。
詳しくは『学修の手びき』をよく読むか、地域・流域共生センターにお問い合わせください。

【履修申請について】

2024年度の履修申請は次のフォームから受け付けています。(締切:5月17日(金))
2024年度「地域・流域プログラム」「ジェンダー・スタディーズ・プログラム」履修申請フォーム


【プログラム修了までの流れ】
 4月  履修申請
 翌年2月頃 レポートを提出(提出先:企画課)
 翌年5月頃 「プログラム履修証明書」「流域環境士」の資格取得(卒業年次生は卒業時にお渡しします)


お問い合わせ

地域・流域共生フォーラム(G棟3階307)
Email:centr@wako.ac.jp