大学開放事業について
オープン・カレッジぱいでいあ
学ぶよろこび、つくる楽しさ
「オープン・カレッジぱいでいあ*」は、どなたでも気軽に参加できる学びの場です。私たちの身の回りにはまだまだ知らないこと、わからないことがたくさんあります。 そのようなことがらを、和光大学の教員と皆さまとで、共に考えていく知的交流が「ぱいでいあ」です。
初代学長梅根悟は、和光大学の創立にあたり、“自由な研究と学習の共同体”という教育理念を掲げました。「ぱいでいあ」の講座は、いずれもこうした理念を理想とする和光大学の学びへの思いからつくられています。
SNSの発達によって、誰もが自由に意見や情報を発信できるようになり、垣根のない交流が実現されつつあります。市民の方々の旺盛な知識欲や新鮮な視点が、講師にとってもよき刺激となり、ぱいでいあが今までになく闊達な知的交流の場としての魅力を増しています。講師の日頃の研鑽の成果がつまった魅力的な講座をとり揃えました。講師とのリアルなやりとりを楽しめる対面講座のほか、自宅にいながらにして参加できるオンライン講座も用意しております。多くの皆さまがぱいでいあ講座に集っていただけましたら幸いです。
皆さまがこの豊かな知的交流の場にご参加くださることをお待ち申し上げております。
*ぱいでいあ=育成、教養という意味のギリシャ語。
学生とともに学ぶ
現在、「学生とともに学ぶ」講座は開講しておりません。
「学生とともに学ぶ」は、和光大学の通常授業を社会人の方々にも積極的に開こうという試みです。20歳前後の学生と共に聴く講義では、さまざまな知的刺激や若さのエネルギーを受け取っていただけると思います。社会人の方々の参加は学生にも教員にも刺激になります。討論や意見交換ともなれば、必ずその幅や深さが増すでしょう。
*「ぱいでいあ科目」では正規の授業を受講していただきますが、単位認定は行いません。単位が必要な場合は「科目等履修生」としての受講手続きが必要となります。
連続市民講座
連続市民講座は、1回きりではなく連続して行うことによって、講座のテーマについてより深く、より多角的に理解してもらえるようにとして企画しています。大学の持っている研究成果や知の財産の公開だけでなく、地域の取り組みを大学に招き入れる、地域に発達している「力」を大学に取り込み地域とともに学ぶ、という新たな要素を持って歩んでいきます。
レクチャーコンサート
レクチャーコンサートとは、文字どおり、毎回さまざまな国や地域の民族音楽を取り上げ、その音楽文化を理解するためにレクチャーを交えつつ、実際の演奏を聴く企画でした。過去には、アジアに強い和光大学の特徴を生かして、インド音楽、モンゴルの馬頭琴、沖縄の唄などを取り上げてきましたが、今後は生演奏にこだわらず、現地で入手したテープやCDなど貴重な音源をかけつつ、またいわゆるワールドミュージックとしてくくられるようなポピュラー音楽も取り上げていきたいと思っています。
和光移動大学
本学の教員や学生がフィールドワーク等でお世話になった地域、卒業生が活動している地域など全国各地で、フィールドワークの成果を公開し、地域の方々と学び合うための講座として地元のみなさんの協力を得ながら1987年から2002年まで開催しました。