お知らせ
人間科学科・制野俊弘先生が玉川学園で地域向け防災講座、中学校で「いのちの授業」を行いました
2023年2月14日
人間科学科の制野先生は、2016年3月まで宮城県内の公立中学校で保健体育科教員として勤務し、東日本大震災を経験しました。
震災で傷を負った大勢の生徒がいるなかで「命の授業」を行い、現在も各地で防災に関する講演を行っています。
2023年2月4日(土)には、玉川学園地域を対象とした防災講座(「寄り合い」)が行われ、制野先生が講師として招かれました。
東日本大震災の経験と、玉川学園地区の特徴からその防災についての視点を提起し、その後グループに分かれて地域の課題や対策を出し合いました。
特に、「玉石」を多用した石垣はこの地区の特徴であり、また防災上の大きな課題であることが確認されました。
約30名の方にご参加いただきました。
▲玉川学園での防災講座の様子
2月7日(火)には、滋賀県米原市の河南中学校からお招きいただき、全校生徒を対象に「いのちの授業」を行いました。
内容は、前半は東日本大震災での教訓や人々がどのように「いのち」をつないだか、そこからどのように立ち直っていったかをクイズ形式で生徒とやりとりしました。後半は、当時の生徒の作文を中心に「いのち」について深く考えました。涙を拭いながら聞いていた中学生と教員がいました。
当日の様子は、地元のテレビ局などでも報じられたそうです。
▲中学校での「いのちの授業」の様子