お知らせ
総合文化学科・酒寄進一先生 翻訳『急斜面』が出版されます
2023年2月6日
総合文化学科・酒寄先生が翻訳した、アンドレアス・フェーア 著『急斜面』が2023年2月7日に出版予定です。
みなさま、是非お手にとってご覧ください。
急斜面
<内容>小学館WEBサイトより引用
ドイツ推理作家協会賞新人賞シリーズ最新作
違法を覚悟でおじの遺灰を撒くべく、クロイトナー上級巡査はスキーシーズンのヴァルベルク山へ登った。山頂近くのレストランでベジタリアンを自称するダニエラという女と出会い、その後二人はスキーを履いてともに下山することになった。夜が迫っていた。
上級コースを滑り降りてしばらく経つと、月を雲が覆い隠し、辺りが闇に包まれた。ゲレンデを外れた二人はやがて夏のハイキングコースに迷い込み、雪の積もったベンチを見つける。そこに雪だるまが座っていた。
クロイトナーが雪だるまの膝の辺りをはらうと中からスキーパンツが現れ、続けて上部の雪を除けると全身が現れた。天を仰ぐような姿で女性が雪まみれになってベンチに座っていた。
クロイトナーの制止を聞かず死体に近づいたダニエラは、死んだ女のスキージャケットを探って鍵の束を取り出すと、冬の夜をも凍らせるような悲鳴を上げた――。
ミースバッハ刑事警察の首席警部ヴァルナー(ただし寒がり)と、はみ出し巡査クロイトナーの迷コンビで人気のシリーズだが、今作は特にクロイトナーの面目躍如たる逸脱行為が事件に大きくからむ。ドイツ推理作家協会賞新人賞受賞シリーズ、待望の第4弾!
著:アンドレアス・フェーア
訳:酒寄 進一
発行:小学館
価格:1,080円(税別)
ISBN 978-4-09-407090-3
【小学館WEBサイト 書籍紹介ページ】
https://www.shogakukan.co.jp/books/09407090