お知らせ
総合文化学科・田村景子先生 著『希望の怪物 現代サブカルと「生きづらさ」のイメージ』が出版されました
2023年1月6日
総合文化学科・田村景子先生 著『希望の怪物 現代サブカルと「生きづらさ」のイメージ』が2023年1月6日に出版されました。
みなさま、是非お手に取ってご覧ください。
希望の怪物 現代サブカルと「生きづらさ」のイメージ
内容紹介 ※笠間書院 書籍紹介WEBサイトより引用
本書は、バブル狂乱の一九八〇年代から、そしてコロナ禍と侵略戦争の現在まで――、この四〇年間たえまなく、きわめて特異で魅力的な怪物を輩出してきたサブカルチャーにおける怪物たちの表象を考察する。
目次
はじめに「生きづらさ」と希望の怪物
1 予兆と警告の出現『巨神兵東京に現わる』
2 巨神兵とともに往く『風の谷のナウシカ』
3 人型爆砕装置『AKIRA』
4 人に寄生し人を問いなおす小怪物『寄生獣』
5 絶望の怪物、希望の怪物 『新世紀エヴァンゲリオン』
6 怪物と怪物が死の村で出会った『屍鬼』
7 破滅をさらにたぐりよせる『夜啼きの森』
8 虚弾こそ乱射せよ『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』
9 わたしたちは、新たな怪物となる『魔法少女まどか☆マギカ』
10 怪物が現れた、怪物とともに変わる『MONSTER』『COPPELION』『進撃の巨人』『東京喰種』『鬼滅の刃』『チェンソーマン』『Final Phase』『リウーを待ちながら』
おわりに 現在と近未来の怪物へ
著:田村景子
発行:笠間書院
価格:1,800円(税別)
ISBN:978-4-305-70976-9
【笠間書院 書籍紹介WEBサイト】★こちらから試し読みもできます
http://shop.kasamashoin.jp/bd/isbn/9784305709769/