お知らせ
経済学科・岩間剛一先生のコメントが日本経済新聞(2022/8/9)に掲載されました
2022年8月10日
経済学科・岩間剛一先生のコメントが2022年8月9日の日本経済新聞(朝刊、7面「Deep Insight」)に掲載されました。
岩間先生からメッセージが寄せられています。
1973年の第1次石油ショックから50年近くが経過します。
歴史を振り返ると、経済的な結びつきが強まると、産油国、産ガス国がエネルギーの供給を途絶することはないという楽観的な見方が生まれてきます。
しかし、時として、経済合理性よりも、主義・主張によって、そうした楽観的な考え方は覆されることがあります。
日本も、ロシア産のLNG(液化天然ガス)を輸入することによって、脱中東、エネルギー調達源の多角化ができるという見方がありました。
しかし、経済合理性を超えて、ロシアは石油・天然ガスを武器としています。
第1次石油ショックのときに、中東が石油輸出の利益よりも、石油を武器としたことの歴史的な教訓を考えてみましょう。
岩間 剛一