お知らせ
(7/11) ジェンダーフォーラム共催 「現代の編集と出版」授業内講演『ロック、ポピュラー音楽とジェンダー』を開催します!
2022年7月1日
7月11日(月)5限の共通教養科目「現代の編集と出版」(担当:芸術学科 野々村文宏先生)において、野中モモ氏をお招きし、講演『ロック、ポピュラー音楽とジェンダー』を行います。
履修登録者以外の聴講希望者は、こちらのフォームからお申込みください。
※この催しへのお申込みは、本学学生、教職員に限らせていただきます。
ジェンダーフォーラム連携授業
『ロック、ポピュラー音楽とジェンダー』
(★上の画像をクリックするとPDFでご覧いただけます)
話題の書、ヴィヴィエン・ゴールドマン『女パンクの逆襲 フェミニスト音楽史』の訳者、野中モモを招いて考える。
ポピュラー音楽のなかでもロックは、ロックンロールの誕生(チャック・ベリー、エルビス・プレスリー)から男性が演奏する音楽という意味付けがなされていた。表現や活動の自由を求めて、男性中心主義の強いバイアスに立ち向かっていった女性ロッカーたち。その戦いの歴史を著名な女性音楽ライターが系譜化し語る好著。その翻訳者である野中モモも、ジェンダー平等化の問題意識を持って文筆活動をしている。翻訳者を招き、同書の内容から、日本の音楽業界、ひいては出版界やメディア業界のジェンダー・バイアスについても突っ込んでいく。
◆日時
2022年7月11日(月)5限(16:20~17:50)
◆場所
J401教室
ヴィヴィエン・ゴールドマン『女パンクの逆襲 フェミニスト音楽史』(2021 Pヴァイン)。原著は、"Revenge of the She-Punks"(2019 テキサス大学出版局)。
https://utpress.utexas.edu/books/goldman-revenge-of-the-she-punks
著者紹介 ヴィヴィエン・ゴールドマン(Vivien Goldman)
ウォーリック大学卒。英アイランド・レコードでボブ・マーレイの広報などを務めた後、ニュー・ミュージカル・エキスプレス紙、サウンズ紙などに40年以上ものあいだ寄稿し続ける女性音楽ライター。現在、ニューヨーク大学とラトガーズ大学の兼任教授(adjunct
professor)も務める。
訳者紹介 野中モモ
立教大学社会学部卒。ロンドン大学ゴールドスミス校修士課程修了。訳書にロクサーヌ・ゲイ『バッド・フェミニズム』(2017年亜紀書房)など多数。自ら、小部数出版物(zine)を扱うサイトを主宰する。