お知らせ
2019年度プロゼミ合同発表会
2020/03/28
プロゼミでは、前期に大学生活で学ぶための基礎的なスキルを学んだあと、後期では具体的なテーマを設定し、ディベートを行ったり、調べ学習を行い、ミニフィールドワーク(現場体験学習)に出かけることになっています。そして最後に、プロゼミ合同発表会で後期の学習の成果を発表してもらうことになっています。
今年度の各クラスのテーマは、以下のとおりでした。
・日本の政党をつかむ(担当:米田先生)
・犯罪と裁判のリアリティ(担当:小野先生)
・現代の選挙権(担当:佐伯先生)
▲ニュースパークにて(米田先生のクラス)
▲個人発表の様子(小野先生のクラス)
ミニフィールドワークは東京地方裁判所に行き、裁判の様子を見学しました。
▲市川房枝記念会女性と政治センターにて講義を受ける学生たち(佐伯先生のクラス)
今年度のプロゼミ合同発表会は2020年1月8日(水)の5限に開催され、各クラスから興味深い報告がなされました。担当についていない教員も学生たちの1年間の成長の跡が感じられるひとときでした。また、学生たちにとっても、クラスの違う同級生が半年間どのようなことに取り組んだのかを知るよい機会になったはずです。これが、学生間での切磋琢磨につながっていくことを願っています。
▲プロゼミ意見交換会
そして、なんと今年度は、発表会の後に意見交流会を開催しました(写真:上)。これは初の試みです。
実に、(クラス以外の)教員や同級生で話し合う機会は、新入生交流会(4月上旬)を除いて、ありません。今回、現代社会学科の全教員と1年生全員が一年間を振り返るとともに、遠くなりがちな学生と教員の距離を縮める機会をつくりました。これは、今後の大学生活にも活かされることでしょう。もちろんそれは、教員についても言えることで、学生たちの(本音とまではいえないかもしれないが)普段なかなか聞けない話(後期でつまづいたこと、これからの不安、大学・教員への要望など)は、今後の指導に活かされることでしょう。
おまけとなりますが(前期アップできなかったので)、プロゼミ関連で一つ報告を追加しておきます。昨今の大学の潮流ではあり、他学科ではすでに導入済ですが、遅まきながら現代社会学科においても初年次からのキャリア教育を意識的に取り入れていく必要性を感じています。大学卒業後を見越して、計画的かつ有意義に4年間を過ごしてもらいたい......そんな思いから、前期のプロゼミではキャリア支援室の職員さんと連携して、初年次キャリア教育を組み入れてみました(写真:下)。来年度は、すべてのプロゼミ(前期)にも入れていきたいと思います。
▲キャリア意識を高める学生たち(前期プロゼミ/担当:馬場)
馬場 淳(和光大学 現代社会学科)