お知らせ
経済学科・加藤巌ゼミ(国際経済学)がベトナムのFPT大学でTAプログラムに参加しました!
2024年4月4日
昨年に続き、国際経済学ゼミナールの学生ら6人がFPT大学(ハノイ校)日本語学科においてTA(教育助手)として活動しました。ハノイ滞在は2024年3月7日から同18日でした。
引率教員の加藤巌先生からベトナム滞在中の様子を伺いましたので、ご紹介します。
FPT大学はベトナムのソフトウェア開発企業(FPT Co.)が設立した大学です。情報技術を教えると共に、英語や日本語などの語学教育にも注力しています。昨年、和光大学はFPT大学との間にMOU(交流協定)を結びました。
6人の和光生は日本語授業にTAとして参加し、日本語会話の練習相手を務めるなどしました。あわせて、日本の歴史や地理などを紹介しました。その一環として3月14日にはFPT大生らと協力しながら日本文化紹介のイベントも行い、習字や浴衣の着付け、けん玉、カルタ、茶道のお点前などを披露しました。
こうした活動に対して、6人の和光生はFPT大学から「TAプログラム修了証書」を頂戴しました。活動をやり遂げて証書を手にした彼らは、きっと大きな自信を持つに至ったと思います。
今回の滞在中、6人はベトナム語の授業を受けて、その後実践的にベトナム語を使う機会もありました。さらには、ベトナムの伝統的な楽器であるダンバゥ(琴のような形状だが、弦は一弦のみ)を練習したり、ベトナムの武術であるボビナム(合気道に近いと感じました)の授業に参加することもありました。それぞれ、ベトナムの歴史や社会を学ぶ良い機会となりました。
9日間にわたる活動を通じて、和光生とFPT大生の間には相互理解が進んだようです。友情を育むことにも成功しました。活動を終えた和光生たちは「ぜひ来年もTAプログラムに参加して、今回できたベトナムの友人らに再会したい」という感想を述べていました。
今回の活動はFPT大学の日本語講師であるラム先生のご尽力で成功裏に終えることができました。また、同大学副学長のカオ先生、日本語学科長のクォン先生らにもご支援を賜りました。そして、FPT大生の献身的サポートも受けました。この場をお借りして、心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。
なお、ベトナムの現地大学との交流に興味を持つ人は所属学科にかかわらず、歓迎します。担当の加藤巌(経済学科教授)へご連絡いただければ幸いです。
経済学科教授 加藤巌
▲ 日本文化紹介イベントの参加者が集まり記念撮影
▲ 日本文化紹介イベントの様子(お抹茶のブース)
▲ 2人のFPT大生が日本文化紹介イベントのMCを務めてくれました。
▲ FPT大生たちがベトナム語を教えてくれました。
▲ ベトナム語授業の様子
▲ 学内移動にはカートも利用しました。
▲ FPT大学キャンパスは緑豊かです。
▲ ベトナム社会に関して(FPT大生から)学びました。(着席している6人が和光生たち)
▲ ベトナムの伝統楽器ダンバゥを習いました。(指導してくれたのは、ホン先生)
▲ ベトナム武術ボビナムの護身術を学びました。
▲ FPT大学のラム先生から「修了証書」を頂戴しました。
▲ FPT大学副学長のカオ先生と記念品の交換をしました。
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