進路情報


本学科卒業後は、一般企業就職が最も多いものの、美術館、ギャラリー、教育施設で資格を生かした仕事をする人、在学時から漫画家やイラストレーターとして仕事を始める人、美大大学院に進学する人、フリーでデザインの仕事をしながらアート作品発表を続ける人など、進路は様々です。

 

取得できる資格

教諭[美術](中学一種・高校一種)、図書館司書、学校図書館司書教諭、博物館学芸員、社会教育主事

 

主な過去の就職・進学先<抜粋>

<就職先>神奈川県教員(中学美術)、神奈川県立近代美術館、山種美術館、日本飛行機、パイオニア、大日本印刷、アナロジカル、ロジックエンターテインメント、コンタン、ベイクルーズ、自営業(ほか、製造販売、IT・印刷・映像等の制作会社、3Dモデル製作、コンサルティング会社、不動産会社、アパレル・雑貨の卸売業、自動車販売業など、サービス業)

 

<進学先>宇都宮大学大学院(教育学)、女子美術大学大学院、多摩美術大学大学院 東京藝術大学大学院、東京造形大学大学院、東京学芸大学大学院、日本大学芸術学研究科 他

 

様々な分野で卒業生が活躍中!

以下では若い世代のキャリア事例を中心にご紹介していますが、卒業後の経験を経て自分のビジネスを立ち上げる人や、国民的ゲームのプロデュースに関わる人など、卒業生たちはクリエイティブの世界でも異彩を放っています。

 

美術館員

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川人未来さん
大学で学んだインスタレーションや編集の経験を生かし、逗子の神奈川県立近代美術館・葉山の普及担当として採用されました。図録に作家解説なども書くなど、美術館館員としての経験を買われ、他の公立美術館とのネットワークも築きつつあります。

デザイナー・アーティスト

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黒田大輔さん
Webデザイナーとして働いています。一方で、近年の卒業生の中でも活発に作品を発表しています。映像を使ったインスタレーション(空間展示)に、お月様が微妙な姿を見せる作品を見せます(中之条ビエンナーレ出展)

版画家

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竹上妙さん
版画ゼミには卒業後も時々やってきて、後輩に喝を入れます(たまに逆になることもありますが)動植物をモチーフにした版画に取り組んで、版画の公募展に次々と入賞しています。(熊谷守一大賞展奨励賞等)

アニメーション制作会社社員

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渡部彩子さん
アニメーション制作会社のI.TOONでマネージャー補佐として働いています。仕事は忙しくて毎日クタクタですが、扱うのが好きな作品ばかりなので気力は保てますし、面白くて仕方ないです。いろんなクリエイターとの繋がり、スキルが得られるので、毎日限界まで頑張っています。

漫画家

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吉永龍太さん
在学中からアトリエの一角を占拠して漫画を描き続けていました。持ち込みからデビューまで講談社さんにお世話になりました。(代表作『チノミ』講談社アフタヌーンKC、他)

ギャラリスト

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根本佳奈さん
版画ゼミの卒業生です。今は老舗画廊の新生堂に勤めています。仕事はけっこう力仕事もあります。海外のアートフェアーなどへの出張のおり、美味しいものをさがすのが楽しみ。

学童保育指導員

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北方沙依さん
学童保育の現場はとてもエネルギーが必要です。でも大学でつちかった精神力には自信あり。子どもたちのパワーを吸収してエネルギーに変えながら、作品も発表しています。

会社経営

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込山正一郎さん
故郷、静岡で会社の経営に携わっています。新事業として木質ペレットという、木から作る再生エネルギーの製造販売を手がけています。

 

キャリア関連FAQ


 Q.和光出身の漫画家は多いのでは?
A.はい。今も在学中に絵やデザインを学びながらコツコツ描き、漫画で卒制を出す学生や、雑誌の登竜門で受賞する学生が数名います。(以下の漫画家が和光ゆかりであることが知られています~ペンネームの関係上もっと多いかもしれません)。

・石神しし『ほんとにほんとにほんとにほんとにライオン田1、2』(小学館)
・岩明均『寄生獣』(小学館)
・永福一成『チャイルド★プラネット』(小学館)
久米田康治 『さよなら絶望先生』(講談社)
・野部利雄 『わたしの沖田くん』『のぞみウィッチィズ』(集英社)
・松本大洋 『鉄コン筋クリート』『ピンポン』(小学館)
・柳沢きみお 『翔んだカップル』(講談社)
・吉田戦車『伝染るんです』(小学館)


 Q.好きなアートを学んで、就職できるでしょうか?
A.本学特有のバイキング制によって、教員・学芸員・図書館司書・社会教育主事等の資格系科目をはじめ、企業の制作現場で必要なデザインや編集技術の科目や経済・経営の専門科目など、進路に合わせてカリキュラムを組むことが可能です。

・2~3年次に複数のゼミに所属できる点も、可能性を広げます。例えば絵画とグラフィック、映像と雑誌編集、他学科の映画や経済関係のゼミ等の掛け持ちができる点が、他美大との違いです。リレー講義「クリエイティブ特講」で様々なプロの話を聴く機会もあります。

・2年次の科目「プレゼンテーション演習」で就職や学外発表のための作品集指導を行い、ギャラリー展示やコンペ紹介等、アート・デザイン活動の第一歩になる支援をしています。また、キャリア系科目「キャリアデザイン研究」「クリエイティブ・キャリア研究」では、実践的に就職活動の準備をすることができます。

・学内にあるキャリア支援室で相談会や就職対策講座、合同企業説明会が開催され、資料や求人案内のデータベースも提供しています。これらの機会を生かして下さい。


 Q.就職までに、どのような準備をすれば良いですか?
A.専門によって異なる場合もありますが、以下は一例です。

  • 1~2年次:
  • ・資格取得や就職を見据えて科目を履修する
    ・作品集の作成(編集に必要なPCスキルも習得)
    ・学内外で発表や企画等の様々な経験を積む
    ・リレー講義「クリエイティブ特別講義」で様々なプロの話を聴く

 

  •  3年次:
  • ・キャリア支援室の対策講座に参加
    ・履歴書やエントリーシートの準備(自己分析)
    ・企業エントリー/説明会参加(就職情報検索、業界研究)
    ・専門科目「クリエイティブ・キャリア研究」「キャリアデザイン研究」を受講

 

  •  4年次:
  • ・企業エントリー/説明会参加(面接やディスカッション対策)
    ・卒制卒論テーマの検討(面接でよく問われる)
    ・適性試験/面接
    ・デザイン系・制作業界では作品集と課題提出
    ※教育実習/教員採用試験は春~夏

 


※和光OBには「自分に就職する」をキャッチフレーズに、一般の就活とは異なったキャリア形成をする人もいます。得意なことを売り込むうちに依頼が増えて起業したり、またはボランティアやアルバイト先で採用されるケースなど。いずれにしても、高い自己管理能力が問われます。学生時代の活動が次に繋がることには違いありません。