PAC分析のページ


●PAC分析(個人別態度構造分析)は内藤哲雄先生(信州大学・社会心理学)が発明された、質的分析(語連想)と多変量解析(クラスター分析)を組み合わせ、研究者と研究協力者(いわゆる被験者)の対話を重視した、新しい研究法です。内藤先生は個人の内面の態度構造の分析をおこない、これをうけて井上孝代先生(明治学院大学)はカウンセリングの過程への応用をおこなっています。伊藤は事前・事後テスト的に平和学習の効果測定に応用しています。基本は内藤(2002)の文献をごらんください。内藤先生はHALWINというソフトの使用を推奨しています。
●2006年にPAC分析学会が発足しました。詳しくは伊藤武彦 take@wako.ac.jp までご連絡ください。


 PAC分析関連文献 (一部を紹介します)

PAC分析文献060810
青木みのり 2000 PE92 スクールカウンセラーによる教師支援(2) : 2つの事例のPAC分析による役割と葛藤との関連の検討 日本教育心理学会総会発表論文集 ,42,514
青木みのり 2004 教師はスクールカウンセラーとの協働をどうとらえたか?--PAC分析による意味づけの検討 人間文化論叢 ,7,157〜168(お茶の水女子大学大学院人間文化研究科 編/お茶の水女子大学大学院人間文化研究科)
新里里春・上原稲子・渡具知希 他 2000 「琉球舞踊」の学習者と指導者についての研究(1)PAC分析による学習者の分析 琉球大学教育学部教育実践総合センター紀要 (1),111〜124(琉球大学教育学部附属教育実践総合センター 編/琉球大学教育学部附属教育実践総合センター)
安龍洙・渡辺文夫・才田いずみ 1995 韓国人日本語学習者の授業観の分析 : 授業に対する認知的変容についての事例的研究 東北大学文学部日本語学科論集 5,1-12(東北大学)
安龍洙・渡辺文夫・内藤哲雄 2004 日本語学習者と日本人日本語教師の授業観の比較 : 個人別態度構造分析法(PAC)による事例研究 茨城大学留学生センター紀要 ,2,49-59.
藤井和子 2004 PAC分析を利用した養護学校新任教師の自己研修法の検討 上越教育大学研究紀要,24(1),89-98.
藤田裕子・佐藤友則 1996 日本語教育実習は教育観をどのように変えるか--PAC分析を用いた実習生と学習者に対する事例的研究,日本語教育, ,13〜24(日本語教育学会)
郷式薫 2003 母親は赤ちゃんをどうイメージするか?:出産前後のPAC分析の変化 人間文化研究科年報,19,163-180(奈良女子大学)
原孝成 2004 PAC分析による学生の持つ児童福祉施設実習のイメージの分析 保育士養成研究,22,11〜20(全国保育士養成協議会『保育士養成研究』編集委員会 編/全国保育士養成協議会)
原孝成・松隈敬之・古賀京子・天本絹子・中村美香 2003 PAC分析による0歳児の保育記録の分析 幼年教育研究年報,25,95-104.
飯塚明美・?木純子・山下裕利子 他 2004 低出生体重児を出産した母の育児に対する態度構造分析 日本看護学会論文集, 小児看護,35,68〜70.
伊藤武彦 1997 体験学習旅行「日韓平和と交流の旅」とその効果 古澤聡司・入谷敏男・伊藤武彦・杉田明宏 平和心理学の展開 京都:法政出版(Pp. 149-178.)
井上孝代 1997 留学生の文化受容態度とカウンセリング:PAC分析による事例研究を通して カウンセリング研究,30, 216-226. 
井上孝代 1998 カウンセリングにおけるPAC(個人別態度構造)分析の効果 心理学研究, 69, 295-303.
井上孝代 2001 「世界青年の船」日本人参加青年の体験の意義とマクロ・カウンセリング的援助 明治学院論叢 第665号 心理学紀要 第11号,5-20.
井上孝代 2004 社会的ひきこもり青年へのマクロ・カウンセリング的アプローチ--PAC分析による心理的理解とトランセンド法 心理学紀要,14,17〜30.(明学大)
井上孝代・伊藤武彦 1997 異文化間カウンセリングにおけるPAC分析技法 井上孝代(編)異文化間臨床心理学序説 多賀出版(第4章(pp. 103-137.))
岩田利美・櫛田眞澄 1999 家庭科における問題解決学習の展開過程内の児童の意識 茨城大学教育学部教育研究所紀要,15〜25(茨城大学教育学部教育研究所).
河添純子 2002 高校生の対人不安の内容と構造(1) : PAC分析による聞き取り 日本教育心理学会総会発表論文集,44,419.
金娟鏡 2002 韓国人女性の「母親性」に関するPAC分析 日本教育心理学会総会発表論文集,44,205.
喜瀬乗進 1996 学級集団構造(雰囲気)のPAC分析によるアプロ-チ,沖縄心理学研究,59〜61.
窪田高志 1998 臨床実習に対する個人別態度構造の分析 : PAC分析を用いて,作業療法 The Journal of Japanese Occupational Therapy Association,17,360
松崎学・柳平夕佳・橋爪悠芽 2001 フォローアップ面接におけるPAC分析適用の試み,日本教育心理学会総会発表論文集,43,95.
内藤哲雄 1993 個人別態度構造の分析について 人文科学論集(信州大学人文学部),第27号,43-69.
内藤哲雄 1993 学級風土の事例記述的クラスター分析. 実験社会心理学研究, 33(2),111-121.
内藤哲雄 1994 個人特有の態度構造を測る 新井邦二(編著) 心の測定法 第2部 全体としての人間を測る 実務教育出版 172-193.
内藤哲雄・島袋恒男 1996 教授過程 5-PE11 教育実習のPAC分析(1) 日本教育心理学会総会発表論文集 38,384.
内藤哲雄 1997 「居場所」に関するPAC分析 日本教育心理学会総会発表論文集,39,201
内藤哲雄 1997 PAC分析実施法入門:「個」を科学する新技法への招待 ナカニシヤ出版
内藤哲雄 1997 PAC分析の適用範囲と実施法 人文科学論集. 人間情報学科編 31,51-87(信州大学)
内藤哲雄 1998 恋愛の個人別態度構造 松井豊(編集) 恋愛の心理−データは恋愛をどこまで解明したか− 現代のエスプリ,368 至文堂
内藤哲雄 2000 留学生の孤独感のPAC分析 人文科学論集. 人間情報学科編 34,15-25(信州大学)
内藤哲雄 2002 PAC分析実施法入門[改訂版] 「個」を科学する新技法への招待 ナカニシヤ出版
内藤哲雄 2002 韓国人留学生の孤独感のPAC分析 日本教育心理学会総会発表論文集, 44, 610
内藤哲雄・金娟鏡 2003 既婚女性の性役割意識に関するPAC分析 : 子どもが生まれることによる変化について 人文科学論集. 人間情報学科編 37,23-43(信州大学)
内藤哲雄 2004 PAC分析の適用範囲と実施法 マクロ・カウンセリング研究, 3,52〜89,
内藤哲雄・金娟鏡 2005 発達障害のある幼児をもつ韓国人母親の障害受容に関するPAC分析 : 社会的支援体制と育児ネットワーク機能の視点から 人文科学論集. 人間情報学科編,39,11-25,(信州大学)
奥祥子・塚本康子・堀内宏美 他 2004 看護学生の死についての態度構造 鹿児島大学医学部保健学科紀要 14,13〜19
奥祥子・塚本康子・中俣直美 他 2002 看護大学2年生の死についての個人別態度構造 鹿児島大学医学部保健学科紀要,12(2),43〜48
長田京子・岩男征樹・堀洋道 1998 患者の死が看護学生の死生観と看護観に与えた影響 : 3事例へのPAC分析の適用 教育相談研究,36,29-39(筑波大学)
大久保智生 2004 新入生における大学環境への主観的適応に関するPAC(個人別態度構造)分析 パーソナリティ研究,13(1),44-57.
大久保智生・青柳肇 2001 P2-9 新環境移行における大学生の適応過程の質的研究 : 居場所感の視点から(ポスター発表2) 日本性格心理学会大会発表論文集,10,134-135.
才田いずみ 2003 日本語教育実習生の授業への態度:現職教師との比較 日本語教育論集,19,1〜15(国立国語研究所日本語教育部門)
佐藤友則 2003 分散キャンパスにおける留学生の心理 : PAC分析を用いた信州大学でのCase Study 信州大学教育システム研究開発センター紀要,9,209-218
末田清子・蔡小瑛 1998 華人の面子・日本人の面子 : PAC分析技法による日本人を対象とした調査の報告 北星学園大学文学部北星論集 35,51-67.
島袋恒男・内藤哲雄 1996 教授過程 5-PE12 教育実習のPAC分析(2) 日本教育心理学会総会発表論文集,38,385
嶋信宏 2001 PF33 PAC分析を用いた幸福観の分析 日本教育心理学会総会発表論文集,43,546.
棚原亨・財部盛久 1999 障害幼児を持つ母親の障害受容に関する個人別態度構造分析 琉球大学教育学部障害児教育実践センター紀要,創刊号,141-151
富岡隆之・城仁士 1999 中学生のやすらぎ空間に関する研究 人間科学研究,7(1),31-37.
豊嶋秋彦・長谷川恵子・加川真弓 非専門家学生における適応支援者としての社会化過程 : 不登校生徒の長期支援学生に対するPAC分析 弘前大学保健管理概要,23,15-35.
豊嶋秋彦・近江則子・斉藤千夏 2004 教員養成学と不登校生サポーターの対人専門職への職業的社会化 : 方法論の検討とPAC分析を通して 弘前大学教育学部紀要,教員養成学特集号,65-87
土田義郎 2002 認知構造の分析法の比較 : 評価グリッド法とPAC分析(2002年度大会 (北陸) 学術講演梗概集) 学術講演梗概集. 計画系 2002(D-1),845-846(社団法人日本建築学会)
土田義郎 2006 PAC分析支援ツール 2006年5月23日 <http://wwwr.kanazawa-it.ac.jp/~tsuchida/lecture/pac-asist.htm>(2006年8月10日)
上田将史 2003 個別発表 地域精神保健領域における心理臨床家の役割--PAC分析・参加観察による福祉と心理の視点の違いより臨床心理学研究,40(3・4),13〜15
上田将史 2004 地域精神保健福祉領域における心理臨床家の役割--半構造化面接及び、PAC分析による福祉と心理の視点の違いより 臨床心理学研究,42(1),12〜23
山川久恵・宮本正一 2000 不登校児のためのキャンプが参加者に及ぼす効果 : PAC分析による検討 岐阜大学教育学部研究報告. 人文科学,49(1),129-142
横林宙世 2004 日本語教員養成課程履修生の考える「良い日本語教師」のイメージ(1) 西南女学院大学紀要,8,107-116


応用心理学会(2002)での井上孝代+内藤哲雄ワークショップはこちら


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(C) 2006 Takehiko Ito  Created on Sep. 16, 2001  Last modified on Aug. 10, 2006