伊藤武彦研究室 資料室 (バイリンガル版Bilingual Version) (English version is here)     

Reference Room of Takehiko Ito, Wako University, November 20, 2000


21世紀の平和と正義を求めるハ−グ・アジェンダ 会議版(1999年5月)
(from:
http://classes.web.waseda.ac.jp/z-urata01/Japanese/hap.html


 
「21世紀の平和と正義を求めるハ−グ・アジェンダ」は、72の「ハ−グ平和アピ−ル組織委員
会及び調整委員会」(the Hague Appeal for Peace Organizing and Coordinating Committees)の
会員、並びに「ハ−グ平和アピ−ル」の設立過程に積極的に参加してきた何百もの組織及び個
人による集中的な協議の過程から生まれてきたものです。人類が新しい世紀を迎えようとしてい
るとき、このアジェンダは、これらの市民社会組織及び市民が、数ある課題の中で、どのような課
題が現在人類の直面している最も重要な課題だと考えているかを明確に示しています。
このアジェンダは、次の「ハ−グ平和アピ−ル」の中心的な四本の柱を反映したものです。
1 戦争の根本的原因/平和の文化
2 国際人道法及び国際人権法並びに制度
3 暴力的紛争の防止、解決及び転換
4 軍縮及び人間の安全保障


平和教育を求める地球運動

「平和の文化」は、世界市民が地球問題を理解し、紛争の解決と正義を求める闘争を非暴
力的な手段により実現する術を身に付け、人権及び平等に関する国際基準に従って暮らし、
文化の多様性を理解し、そして地球及びお互いを尊敬するようになったとき、始めて達成
されるものです。このような学習は、体系的な平和教育を実施することにより初めて可能
となります。
「ハ−グ平和アピ−ル」会議は、「平和の文化及び世界の子どもに対する非暴力を求める国
連の10年」(the United Nations Decade for a Culture of Peace and Non-violence for the
Children of the World)を支持し、また平和と人権教育を、医学及び法律を学ぶ学部・大
学院を含む全ての教育制度に導入する呼び掛けと運動に着手します。この運動は、教育団
体による、並びに地域、国家及び地方の市民と教育者による世界的なネットワ−クを通し
て行われることになります。

(この運動を提唱している人たちは、Betty A Reardon <bar19@columbia.edu>: Magnus Haavelsrud <Magnus.Haavelsrud@svt.ntnu.no: John Allen <jpallen@emory.edu>; Johan Galtung <110125.1244@compuserve.com>; Verdiana Grossi <grossi@maila.unige.ch>; Catherine Odora Hoppers <COHoppers@beauty.hsrc.ac.za>; Lalita Ramdas <lramdas@giasbm01.vsnl.net.in>; Swee Hin Toh <s.h.toh@ualberta.ca>; Linda Lantieri <rccpnatll@aol.com>; Celina Garcia <ceppa@sol.racsa.co.cr>; Megan Burke <meganhap99@igc.apc.org>; Cora Weiss <srfnyusa@igc.apc.org>; Colin Archer <mailbox@ipb.org>)



戦争の根本的原因/平和の文化
1 平和、人権及び民主主義のための教育を実施すること


 私たちの社会に蔓延している暴力の文化と対峙するためには、次の世代が抜本的に現在
とは異なる教育、即ち戦争を美化する教育ではなく、平和、非暴力及び国際協力をめざす
教育を受ける必要があります。「ハ−グ平和アピ−ル」は、あらゆる階層の人々に、調停、
紛争の平和的転換、コンセンサスの醸成及び非暴力による社会変革をもたらす平和創造の
すべを与える世界的な運動の発足を求めております。
 この運動は:
 * 平和教育が、教育制度のあらゆる段階において必修科目とされるよう主張し
ます。
* 教育省庁が、地方及び国家規模での平和教育に関するイニシアチブを体系的
に実施することを要求します。
* 教員養成及び教材作成の一環として平和教育を促進するための開発援助機関
を要求します。


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Last updated: 2000/11/20.