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8つのキー

(1)生命の尊重

(2)非暴力

(3)助け合い

(4)傾聴

(5)地球を守る

(6)寛容と連帯

(7)男女の平等

(8)民主主義






「下馬福祉工房」



レポーター:宮原瞳

世田谷区の三軒茶屋駅から徒歩8分の所にある知的障害者の授産施設、それが下 馬福祉工房です。そこでは、知的な障害を持つ方たち(自閉症やダウン症など) が、クッキーを作ったり、付録の袋詰めをしたりして働いています。利用者さんに とってはここは『働く場所』なので、ここにいる方たちは18歳以上です。

私はそれまで施設というと、「閉鎖的」というイメージがありました。また、障 害者=社会から排他的に見られている・厄介者というイメージが強かったのも事実 です。しかし、この施設に行って、そんな私の考えは根底から覆されました。この 施設は、『いつでも・何分でも・どなたでも見学できます。』というキャッチフレ ーズの通り、とてもオープンな施設でした。また、利用者さんはとても生き生きと していました。下馬は一応、授産施設なので利用者さんの働く場所です。しかし、 行事がとても多く、行事がない週の方が珍しいくらいなところでした。季節ごとの 行事やお茶会、おしゃれ講座や買い物や芋ほりなど、本当に盛りたくさんの楽しい ことが1年を通してあるところです。施設の中には、いつもと環境が違うとパニッ クをおこす原因になるからといって行事を全てなくしてしまうところもある中、こ こは利用者さんが「楽しい」と感じたことを積極的に行うという施設でした。

また、「できる」「できない」という考え方をするのではなく、個人の尊重をし っかりとしている施設です。職員さんも叱らずに共感するという態度で接してお り、その対応にも感銘を受けたのを覚えています。

私は、ここまで人間というものを大切にするという考え方をしたことがありませ んでした。学校では決して教えてくれなかったことを、ここではたくさん学ばせて もらったような気がします。今は顔を出すと利用者さんが拍手で迎えてくれます、 そして「今度はいつ来る?」「明日は来る?」などと言われたり、一生懸命書いた お手紙や似顔絵を頂いたりします。何度か顔を出すうちに、職員の方々だけでなく 利用者さんとの関係を築けたことを、とても幸せに思っている今日この頃です。


モデレーターのコメント
人間とは何かを考えさせてくれる記事で、その暖かさが伝わってきますね。人間の 優しさが忘れられがちですが、この記事から授産施設にいる人々の心の素晴らしさ が読み取れますね。
ピースキー
(1)全ての生命の尊重 (3)助け合い (4)傾聴

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