イベント |  2020/09/07

 現代社会学科では、8月17日に新入生歓迎会をzoomで開催しました。教員や在校生も参加し、新入生と顔合わせの場をもつことができました。参加してくれてありがとうございました。以下に、改めて歓迎のあいさつを掲載します。

 和光大学への入学、そして編入おめでとうございます。コロナで大変な中での新学期に不安なことも多かったと思いますが、この大学で大いに学んでもらえることをスタッフ一同、心より願っています。

 私は、和光の学生には自身で人生をひらいていける力をつけて欲しいと考えています。既存の仕組みやルールも大事かもしれませんが、自身で考えてよりよいやり方を自分たちでつくっていって欲しいと強く願っています。

 そのために、和光大は自由に学ぶことと、学生による自治を大切にしています。

 自由に学ぶことのできる「講義バイキング」は先輩方がつくりあげたすばらしい仕組みですから、ぜひ活用してください。和光大では社会学以外にも、芸術や経済、そして心理学なども専門的に学べますし、(コロナが落ち着けば)都内にあるゆえに他大学の講義や学生からも学ぶことは、やろうと思えば可能です。そして大学だけでなくさまざまな出会いや活動から貪欲に学ぶことで、友だちもまたつくりやすいと思います。大学は突き抜けておもろいことをしていると、勝手に友だちができるところです。「異質力」をうたう和光大はそのような突き抜けることを歓迎します。

 また自由に学ぶことと同時に、皆さんの自治活動を思いっきり展開してください。和光大は、学びたいことがあれば自主企画で講義をつくることもできますし、学長の選挙に学生も参加できます。それは自分のやりたいことを自分たちで決めて実行できるということです。 いまのところ前例はありませんが、不便なところがあるならば大学施設や大学のルールを自由につくり、既存の仕組みをつくり変えることもできるかもしれません。「そういう決まりになっているから」、「そんなことは前例がない」と言われることはあるかもしれませんが、賛同する仲間をつくり自分たちの和光大をつくってください。

 私は、皆さんが和光大で自由に学び、自治活動を展開できるように、サポートすることをお約束します。

 自由と自治の探究のために、現代社会学科にはすばらしいスタッフがそろっています。西欧でもまた太平洋の島国でも世界の果てまで行き、現代社会のダイナミズムや人びとの生き方の普遍性について知ること、女性の労働の現場や性的少数者、環境問題の運動の現場から学ぶこと。またなにか始めたり解決するためには社会で何が起きているのか調べて考えることが欠かせません。そのために人びとが生きている現実を体験的に学んだり、統計を用いることで明らかとなる現実をつかむこと、そしてその現実を深く理解するために欠かせない「道具」としての社会学を学ぶこと。これらすべてを現代社会学科では学ぶことができます。

 社会学や人類学の基礎にあるのが、人間の生活や文化をていねいにみて、聴いて、理解するということだと思います。この能力は、就活で直接役立ったり、人生に今すぐ役立つものではないかもしれませんが、長い人生で必ず効いてくるものだと、私は確信しています。世の中のさまざまな社会問題の当事者の声を聴き、それを伝え、考えるための技術や言葉を身につけ、「社会問題の専門家」になってください。

 皆さんの大学生活が充実したものとなることを祈っています。


                               打越 正行(現代社会学科)

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