授業風景 |  2016/01/10

▲美しいサンセットを眺めながら、それぞれの時間を過ごすメンバー(カウアイ島ポイプ)

 


さて、カウアイ島もいよいよ最終日

 

午前中は、ハワイ語のみで教育するカワイキニ・スクールにお邪魔しました

わたし自身も楽しみにしていた訪問先のひとつです。


ここでは、敷地に入る前に、ハワイ語のチャントによる歓迎の儀式があります。

フラのチャントもすばらしいのですが、こうした儀式で“生きた”ハワイ語を聴くことなんてめったにないから新鮮です。


▲歌を贈り合った後は子どもたち全員とハグ  ▲ハワイ語で会話する子どもたちと戯れる



もっとも、古代ハワイの口承文化は一度衰退しているので、わたしたちが耳にしたハワイ語はかつての響きと異なるかもしれませんが、厳粛な雰囲気に包まれます。
歓迎してくれたお礼に、日本の童謡をみんなで歌いました。
 
つぎに訪れたのは、ラワイ・インターナショナル・センターです。

神聖な土地を保護する一環としてか、日本の四国八十八カ所巡礼を模した小さな祠もありました。なんともハワイらしい、ハイブリッドな信仰の形を見ることができます



▲寺院の代わりに祠を巡ります ▲目力がスゴイ謎の仏像も弘法大師なのかな?


ラワイで昼食をとった後は、カウアイ・へリテージ・ツアーに出かけます。
最初に向かったのは、マカウェリ・キャンプ。
かつてサトウキビ・プランテーションで働いていた日本人移民の集住地です。
ここでは、日系2世の方にも直接お話をうかがい貴重な調査となりました。

▲ガイド役のジェラルド・ヒラタ氏(右)   ▲当時のマカウェリ・キャンプの写真



つづいて、古代ハワイアンも眠る神聖な地に座すワイメア真言寺。


どうしてハワイに日本のお寺が?と疑問に思いますよね。

建立の背景には、やはり日本人移民の歴史が関係しているようです。

 

そして、一行はグラス・ビーチの脇にある日本人移民の墓地へ。

気が付くと、すべての墓石は一様に海を向いています。

その先にあるのは、故郷の日本…


▲ワイメア渓谷を背に真言寺の前で      ▲墓地を訪れた際には虹がかかりました

 

 


ハワイにおける日本人移民の歴史と現在を肌で感じながら、

最後はポイプで、ハワイアン・ミュージックとフラを堪能しました。

▲ポイプのホテルで、再びデニスさんの登場です(左)


興味深いプログラムが満載のカウアイ島フィールド・ワークでした。

コーディネートしてくれたKyokoさん、Mahalo nui loa !


次回は、オアフ島編です。



挽地康彦(和光大学 現代社会学科)


イベント |  2016/01/06

 現代社会学科では、来週1月13日(水)5限にJ103教室にて、
「プロゼミ」(後期・1年次必修)の成果発表会を行います。


今年度は、3つのクラスがそれぞれ
「東京大空襲」
「飲酒可能年齢引き下げの是非」
「道徳の教科化の是非」
をテーマに学習を進め、ミニフィールドワークを企画・実施しました。
現在、発表会に向けて、プレゼンの資料作りに取り組んでいます。


テーマに関心のある上級生、
1年生と交流したい上級生の見学を歓迎します。
ぜひのぞいてみてください。

 

 

米田幸弘(和光大学 現代人間学科)

 

授業風景 |  2016/01/05

▲ガイドを務めてくれたデニス・チャン氏(タロイモ畑の中)


カウアイ島での滞在は、34日。 
2日目以降は、カウアイ島のさらにディープな世界に足を踏み入れました。


上の写真は、カウアイ・コミュニティ・カレッジにあるタロイモ畑です。
ハワイでは、タロイモが特別な食糧であることをご存じでしょうか?

タロイモの食文化は、アメリカの支配とサトウキビ産業の展開によって衰退していましたが、1970年代後半から続くハワイの文化復興運動の中でソウルフードとして見直されてきました。
栄養価も高いタロイモは、ヘルシーな食材として注目される一方、ハワイの創世神話クムリポに神聖な食物として登場することから、ハワイアンの世界観を知るうえでも重要なカギとなっているのです。


▲メネフネが造ったとされる養魚池の案内     ▲航海カヌーの「ナマホエ」(17年間製作中)


ハワイの伝統文化を学ぶプログラムは、タロイモ畑での作業から、カウアイ島の伝説の民メネフネの名を残すフィッシュポンド(養魚池)、伝統的な航海カヌーを再現するナマホエの製作現場へと展開していきます。

ハワイアンはどのようにしてハワイへやってきたのか?  

“ナマホエ(Namahoe)”とは、ふたご座を意味するハワイ語。
釘を一切使わない伝統的な工法でカヌーを製作し、完成後は自然界を頼りに実験航海を行います。ナマホエは、伝統航法の復興運動のひとつなんですね。


▲ハナレイに広がる美しいタロイモ畑       ▲リゾートホテルから望むハナレイ湾


そして、一行はノース・ショア(北部)のツアーに出かけます。

ハナレイ渓谷にたたずむ島の伝統的な風景と、ハナレイに隣接するプリンスヴィルの高級リゾートエリア…。ハワイ」の伝統文化を考えるということが、どういうことなのか少しずつ見えてきた気がします。

 

つづく。


 

挽地康彦(和光大学 現代社会学科) 



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