授業風景 |  2015/12/26

 

 

ベルリン・パリ(2013年度)、サンフランシスコ(2014年度)
と続いてきた現代社会学科の海外フィールドワーク。
 
2015年度の舞台は、太平洋のド真ん中に浮かぶ“ハワイ諸島”でした。
 
ハワイといえば、日本からも毎年多くの旅行者が訪れる人気の観光地ですが、
今回はフィールドワークが目的。
「多島海社会/多民族社会ハワイの現在と伝統文化」を研修テーマに掲げて、
8名の参加学生とともにカウアイ島とオアフ島をかけめぐりました。
 
成田を発った初日は、ホノルルを経由して、そのままカウアイ島に向けて
フライトです。機中で眠れなかった一行は、到着後、まずは眠気覚ましも
兼ねて「カウアイ・コーヒー・カンパニー」へ向かうことにしました。

 

 

   ▲ Kauai CoffeeCompany                  数種類のコーヒーを試飲しながら一服
 
つぎに訪れたのは、「ナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデン」。
ハワイ固有の植物や外来種を学べる、とてつもなく広大な植物園です。
 
植物学をつうじてハワイの自然環境だけでなく、古来のハワイアンの
生活様式までを体験します。
多様な民族がやってきたハワイ諸島には、多様な植物もまた海を渡って
今日の“ハワイ”をつくっているのです。

 

 

ガイドのブライアン・ヤマモト先生(右) ▲映画『ジュラシック・パーク』のロケ地にも

 
学生たちは睡眠不足で疲労を感じながらも、昼夜逆転しないようカウアイ島到着直後から積極的に動き回りました。
  
つづく。
 
 
挽地康彦(和光大学 現代社会学科)

 

授業風景 |  2015/12/25

1125日(水)の午後、プロゼミ(1年次必修ゼミ)2Bのクラスでは
ミニフィールドワークに出かけてきました。


場所は、新横浜にある横浜ラポール。そこで、アルコール関連問題
啓発週間に合わせて開催された市民公開セミナー「アルコール依存症
からの回復について」(全日本断酒連盟主催、神奈川県断酒連合会主管)
に参加してきました。


市民公開セミナー参加のきっかけは、後期の授業で行ったディベートの
テーマが「飲酒可能年齢引き下げの是非」だったこと。このテーマは、
学生自身が話し合い、身近な問題であるということで選んだものでした。

当日は、まずアルコール依存症だったご本人、またご家族の方の貴重な
体験談を聞くことができました。次いで、神奈川県立精神医療センター
精神科医長の小林櫻児先生による講演で、どのような人が、どのような
原因でアルコール依存症をはじめとした各種依存症になりやすいのか、
依存症になるとどうなってしまうのか、そこから回復するには何が必要
なのかなど、非常に興味深いお話を伺うことができました。




小林櫻児先生による講演「アルコール依存症からの回復について」の様子


ディベートの準備のためにいろいろと調べていたため、予備知識は
少しある中で参加したものの、やはり当事者の体験談や専門家の
お話から得られるものは多く、学生にとってはとても貴重な体験と
なりました。

学生の書いたコメント(抜粋)からも、そのことがうかがえます。


・「本人や家族がアルコール依存症になった方々のお話を聞くのは、
テレビの
ドキュメンタリーや書籍よりもリアリティがあった」
・「当事者が語る体験談は、とても印象に残った」

・「依存症になった方の家族のお話には重みがあり、とても印象に残った」

・「断酒会のことは本に書かれていたけれども、何をするところなのか
よく分からない
部分もあった。今回の講演会で詳しく知ることが出来て
よかった」

・「『語るは最高の治療』ということばが最も印象に残った」

・「アルコールが覚せい剤よりも依存性が高いと知り、驚いた」

・「アルコール依存症についての正確な知識や情報が必要だと思った」
・「想像していたよりもアルコールは怖いなと思った」
・「飲酒に対する意識を改めなければならないと感じた」
・「たくさん飲めるからかっこいいと若い人は考えがちだが、若いころから
たくさん
飲んでいると、依存症になる確率を高めてしまうので、自分は
気を付けたい」
・「この先、お酒を飲むようになったら、この講演の話をよく思い出し、
注意して飲みたい」

・「お酒は、コミュニケーションをとる方法の一つにもなる。しかし、
危険と隣り合わせだ
ということをしっかり頭に入れておかなければ
ならないのだと強く感じた」

・「知識だけでは物事を動かせないことと、対話の大切さを再認識する
ことができた」

・「実際に参加してよかったように思う」


ミニフィールドワーク当日は、あいにくの雨でしたが、実り多い一日となりました。
中力 えり(和光大学 現代社会学科)

授業風景 |  2015/12/20

現代人間学部の「インターンシップ」という科目は、
NGO(非政府組織)やNPO(非営利組織)での
職場体験実習を行う授業です。

NGOやNPOは、地域や社会の課題を見つけ
解決に向けた取り組みをしている団体です。

その活動を実際に体験することで、
  • 現代社会に対する理解を深めること
  • 社会の一員として考え行動する人々のマインドやメソッドにふれること
  • 「働くこと」のイメージを広げ、卒業後の進路選択の材料として役立ててもらうこと
などをねらいとしています。

現在、20近い団体にインターンの受け入れをしていただいています。
  • 夏休み前は、団体との交渉です。履歴書を提出してインターン受け入れの交渉をしたり、実施の時期や内容についての相談をしたりします。
  • 8月から10月までの時期に約2週間の実習をします。
  • 実習終了後は、体験を発信するために、報告会をしたりレポートを作成したりします。

今年度は、現代社会学科の5名、
身体環境共生学科の1名、総合文化学科の2名、
合計8名(いずれも3年生)が無事実習を終え、報告会に臨みました。

▼報告会の様子 



実習は決して楽ではなかったようですが、
それぞれに自分の関心や人間関係を広げてきたことが
よくわかる報告ばかりでした。
そうした経験は、きっと、自分が必要とする場、
自分が必要とされる場を見極める助けになると思います。

町田市や川崎市でNPO法人を運営している
皆さんにも報告会にご参加いただき、
学生へのアドバイスのみならず、
科目運営に関する有益なアドバイスを頂戴しました。
お忙しいなか、どうもありがとうございました。

杉浦郁子(和光大学 現代社会学科)

授業風景 |  2015/12/02

こうした準備を経て、いよいよ取材です。
2015年11月18日(水)、浦和駅近くの
「さいたま教育文化研究所」を訪問しました。

質問取材の前に、
島田先生が「道徳教育のとらえ方について」、
大沢先生が「道徳教科化に至る歴史的な流れ」、
貝田先生が「道徳教育実践を創造するとは」というテーマで
1時間ほどレクチャーをしてくださいました。

取材でのすれ違いを防ぐため、あらかじめ
先生方のめざされる「民主的道徳教育」の考え方や実践を
共有しておいたほうがよい、というご配慮からでした。

民主主義的道徳教育の目標は、大きく2つです。
  1. 民主主義社会を担う主権者としての自覚に裏づけられた「自主的な判断力と行為の能力(道徳性)」を育てる。
  2. 人類共生(ともに生きる)をめざして「人権尊重を基本とする民主的価値・規範意識(道徳性の核心)」を育てる。
和光大学現代社会学科の理念、
「現代社会のしくみを読みとき、自分で行動できる人に」
と親和的な目標です。

質問取材は1時間半にも及びました。
先生方は、学生のつたない質問に、
ひとつひとつ丁寧に、また多角的に応答して下さいました。
学生のみならず教員の私も、「子どもへの影響」という
視点から考えることの大切さを学びました。

貝田先生・島田先生・大沢先生、
お忙しいなか本当にありがとうございました。

これから、取材でのやりとりをまとめ、
簡単な報告書を作る予定です。

▼取材会場の様子(埼玉教育会館103号室にて)



杉浦郁子(和光大学 現代社会学科)

授業風景 |  2015/12/02

取材に協力してくださったのは、
さいたま教育文化研究所、道徳研究グループメンバーの
島田勉先生・大沢進一先生・貝田久先生です。

先生方にぶつけたい質問を1人につき1問、事前に準備しました。
事前に準備した質問のリストはこちら(↓)です。
  • 現場の教師はどういう姿勢で道徳教育にとりくんでいるのか。
  • 道徳教育の教材をどのように作っているか。
  • 道徳の教科化に対する、学校の先生の反応はどのようなものか。
  • 道徳が教科化したら具体的に何が変わるのか。
  • 現状の道徳教育にはどのような課題があると考えているか。
  • 道徳教育の是非についてどう考えるか。
  • 生徒の道徳観や価値観を評価することにどのようなメリットがあるのか。
  • 道徳を一定の基準で評価することで自分で考え行動する子どもが減る、という批判があるが、それについてどう考えるか。
  • 道徳教育でいじめはなくなると思うか。
  • 小学校・中学校で道徳教育をしないと、子どもにどんな問題が生じると考えられているのか。
  • 子どもたちの「道徳」という科目に対するとらえ方はどんなものか。
  • 道徳教育は世界で行われているのか。また、行われているのであればどのような国か。
  • 東京学芸大学が行った調査で(教員養成課程で)学んだ「道徳」の内容を「思い出せない」という回答が7割だった。知識不足の教員が道徳教育をすることについてどう思うか。
(→その3へ)


杉浦郁子(和光大学 現代社会学科)

授業風景 |  2015/12/02

1年生の必修科目「プロゼミ」は、
大学で学ぶための基礎的な知識やスキルを
身につけるための授業です。

後期のプロゼミでは「自分で調べる作業」
「自分の考えをまとめる作業」
「調べた成果をまとめる作業」に取り組んでいます。
私のクラスでは、ディベートの実践を通してこれらを学びました。

ディベートの論題は、全員がもちよったアイディアから
「道徳の教科化の是非」に決まりました。
これまでも小中学校で「道徳の時間」はありましたが、
それは「教科外の活動」という位置づけでした。
それが、小学校では2018年、中学校では2019年から、
道徳が「特別の教科」に格上げされることになりました。
この変更により検定教科書の使用が義務化され、
加えて、児童生徒の道徳性が評価されることになります。

このような変更をめぐって肯定側か否定側かに立ち、
ディベートのルールにのっとった試合をしました。
割り振られた立場での主張をまとめるために、下調べもしました。

ですが、限られた時間で集めた情報だけでは、
論理的な一貫性と説得力を備えた主張をうまく組み立てられず、
「そもそも道徳教育ってどうして必要なの?」という
根本的な疑問までわいてきました。

そこで今度は「くわしい人に話を聞く」(インタビュー/取材)
というやり方でこの問いにアプローチすることにしました。
(→その2へ)


杉浦郁子(和光大学 現代社会学科)

イベント |  2015/12/01

11/28(土)、AO入試合格者を対象としたスクーリングを実施しました。

課題内容別に、午前中は10月AO合格者、そして午後から9月AO合格者が
集い、課題の発表やディスカッションを行いました。

▽9月AO合格者対象のスクーリングの模様


▽教員が提出された課題にコメント


参加者がお互いにコメントを述べる様子もみられ、有意義な交流の
時間が持てました。


中力 えり (和光大学 現代社会学科)

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