学生たちの活躍 |  2020/01/20

経営学科の當間ゼミが、2019年12月8日から15日までの日程で台湾合宿を行い、ワークショップに参加して学生たちが研究発表と交流をしました。

當間先生と学生たちから報告が届きましたので、ご紹介します。



2019年度・台湾合宿
―異国間大学・学生によるワークショップ―
経済経営学部 経営学科
ゼミナール(基本経営学)

1. フィールドワークの概要と活動日程
2019年12月8日から12月15日(7泊8日)の日程で、「7866フィールドワーク(台湾のビジネス・デザイン探索とツーリズム)」の受講学生10名と台湾へ合宿に行ってきました。日本人目線で見るビジネスとこれを創るデザインは、いかなるものかという視野を広げることを学びの根底にし、日常の学生生活とは異なる台湾で、しかも学生交流を兼ねた、いわば異国間学生交流を行うことでした。台湾への引率は、これまで2018年度「ゼミナール(基本経営学)」に続いて、第4回目の試みです。ここにご報告いたします。


 



2.参加学生
和光大学の参加者は、経済経営学部経営学科の4年次生である佐藤拓也さん(16B)、中村利樹さん(16B)と沼田優平さん(16B)、3年次生である菊原灯さん(17B)、後藤美波さん(17B)、成井善紀さん(17B)、2年次生である趙鵬寧さん(中国からの留学生)、三好智大さん(18B)、森島龍星さん(18B)そして大学院生の牛帥さん(中国からの留学生)の10名の学生と指導教授である當間政義の合計11名でした。
 
3.今回のフィールドワークの3拠点
(1)   まず、12月8日から12月10日の3日間は、台北エリア(滞在:台北、活動:桃園・台北)が活動の拠点でした。12月8日は、移動日でしたが台北エリアでビジネス探索を行いました。12月9日は、「新生醫護管理專科學校」にて、涂美珠先生と蘇曉妮先生の取り計らいの下で、日本と台湾の学生による研究発表と学生交流でした。桃園市龍潭區中豐路高平段418號)にある学校<http://www.web.hsc.edu.tw/>です。日本側(和光大学生)は、2年次生の三好智大さんが「社会の問題解決におけるビジネス・デザイン-環境問題を見据えた電動バイク普及-」をテーマとし、牛帥さんが通訳を行い、森島龍星さんが「社会の問題解決におけるビジネス・デザイン-食品ロスの削減と野菜粉末-」をテーマとし、趙鵬寧さんが通訳を行い、それぞれ研究発表を行いました。12月10日は、台北エリアでビジネス探索を行った後、台中への移動でした。
 (2)  続く、12月10日から12月12日の3日間は、台中エリア(滞在:台中)が活動の拠点でした。12月11日は、台中市に位置する「弘光科技大學」にて、涂聖忠先生の取り計らいの下で、日本と台湾の学生による研究発表と学生交流でした。この大学は、43302台中市沙鹿區臺灣大道六段1018號にキャンパスがある大学<https://www.hk.edu.tw/>です。日本側(和光大学生)は、當間が、スポーツ・ゲームについての市場性についてのミニ講義を行い、牛帥さんが通訳を行った後で、2年次生の三好智大さんが発表し、牛帥さんが通訳を行い、森島龍星さんが発表し、趙鵬寧さんが通訳を、上記と同じテーマでそれぞれ研究発表を行いました。12月12日は、台中エリアでビジネス探索を行った後、台南・高雄への移動でした。
 (3)  そして、12月12日から12月15日の4日間は、台南(高雄)エリアが活動の拠点でした。12月12日は移動日でしたが、13日は、高雄市に位置する「東方設計大学」にて、黄佳慧先生、何孟穎先生、方曉瑋先生の取り計らいの下で、日本側(和光大学生)と台湾の学生および大学院生によるワークショップと学生交流を行いました。東方設計大学は、高雄市湖內區東方路110號にキャンパスがあり、有名な日本人の「福田繁雄・記念館」などがある大学<http://www.tf.edu.tw/>です。

4.ワークショップの取り組み課程
 (a)  今回のワークショップは、(総勢24名と教員)日本の学生1人に1つのグループという分け方で、10のグループに分かれて作業を行いました。日本側と台湾側の共通のテーマとして「価値創造はビジネス・デザインから」を掲げ、異国間学生の交流(日本・台湾・中国)を土台として、テーマは「タピオカ・ミルクティのブランド・デザイン戦略」を台湾で議論・作業を行い、発表を行うというものでした。

 (b)  事前学習として、2019年11月ごろから、LINEで10のグループを作り、グループ内のコミュニケーションを図っていくスタイルをとりました。日本の学生たちは、経営(ビジネス)の視点から、日本や台湾でのタピオカ・ミルクティの市場分析、生産工程、産地、味の差異、ボトルやラベル、ニーズなど…事前の調査学習を行い、ブランド化と製品市場戦略についての意見や情報提供をしてきました。これによって、事前に意見交換などを行い、準備を行っていったわけです。東方設計大学で日本側の大学生が合流してから、再度、議論をしなおしプレゼンテーション用のスライドの作成段階に入りました。

 (c)  日本・中国と台湾の学生たちが初対面となります。言語の異なる学生同士がワークショップを行うためには、当然、言語(言葉)が重要となります。どのようにコミュニケーションをとるのかと観察していると、母国語の異なる学生同士が、日本語、英語、中国語と筆談や携帯電話の翻訳アプリを用いて、積極的にコミュニケーションをとっていた。台湾の学生たちの中には、日本語で会話ができる学生もいたりして、彼・彼女らを頼りながら、意見交換を行い、作業をしていました。「言葉がわからないから、何もしなくていいや!」と、サボろうとする者は1人もなく、意見交換がスムーズに行えない分、グループのために何かできることはないものかと積極的に探していた様子はとても新鮮でした。そして、各グループは、笑いが出るほどの関係で、とても良好なコミュニケーションがとれている様子でした。

 (d)  ワークショップの締めくくりとしての発表会は、最初に「価値創造はビジネス・デザイン」についての話、今回のワークショップ「タピオカ・ミルクティのブランド・デザイン戦略」についての話を、當間が手短に説明した(東方設計大学の黄佳慧先生による通訳)。各グループの発表については、日本の学生が日本語で発表を行い、台湾の学生が中国語で発表を行うスタイルでした。発表していない学生がプレゼンテーションのスライド送りを担当していました。最後に、當間と黄先生がワークショップについての講評を行い終了した。
こうして台湾における「フィールドワーク(台湾のビジネス・デザイン探索とツーリズム)」、異国間大学・学生によるビジネスの探索とワークショップを無事に終了することができ、とても良い経験になったと思っております。

 (e)  東方設計大学の先生方とは、「デザイン」についての統一テーマを事前に決め、日本と台湾の学生たちが意見を出し合うワークショップ開催の提案がありました。とくに、東方設計大学・何孟穎先生からは、「次年度は、12月あるいは年明けの6月頃でしょうか…?」と意欲的な依頼が来ております。

 (f)  今後、和光大学の授業科目「7866フィールドワーク:台湾のビジネス・デザイン探索とツーリズム」(當間担当)を通じて、今回訪問できなかった台湾のいくつかの大学との間で、学生達による交流とワークショップを行っていきたいと思います。また、次年度(2020年度)は、デザインに係ることから、本学の芸術学科の先生およびゼミナール等で交流の場が持てると良いと思っています。

5.フィールドワークの感想
最後に、フィールをワークへ参加した学生たちの感想をここで、簡単に掲載したいと思います。(学年別、学生番号順)

(1) 
佐藤拓也さん(16B)記
 今回のフィールドワークも前回(昨年度)のゼミの合宿と同様に、たいへん貴重な体験をすることが出来ました。昨年度、當間先生のお話しされていた人脈の大切さが今回身に染みて感じることができました。非日常の連続で非常に刺激的な1週間でした。何よりも嬉しかったのは、昨年度のワークショップで仲良くなった台湾の学生達と再開することができたことです。先生はもちろん、参加していた皆さんのお陰で、卒業前にいい思い出を作る事ができました。謝謝! 

(2)
中村利樹さん(16B)記
 お疲れ様でした。無事、フィールドワークの日程を消化し、自宅に到着致しました。今回の台湾フィールドワークは、台北から台南までを縦断し、「ビジネス」、「デザイン」という2つの観点から台湾というフィールドを見て歩き、また、3校の大学生徒の交流を行うという、たいへん貴重な経験をしました。そういった意味では、卒業後も体験できないような体験と、数々の思い出ができましたと思います。私も當間先生と台湾の先生方の様な、人脈を持てる男になりたいと改めて思いました。将来、企業を背負っていく人物として、こういったビジネス・デザインのあり方を学んだことが、一番の学びであったと思います。ありがとうございました。 
 
(3)
沼田優平さん(16B)記
 昨年度は、台南エリアの大学(東方設計大学)の学生のみの交流でした。今年度は、台北から台中そして高雄までの3つの大学の学生と交流する事ができました。そういった意味では、沢山の人脈を持つ事が出来たと思います。ここで得た人脈は、今後活かせるように努力していきたいと思います。一日一日がとても濃い経験だったので、一週間があっという間に感じました。貴重な経験ありがとうございました。 
 
(4) 菊原灯さん(17B)記
 私もこれからの人生にとても必要な経験を獲ました!皆様に深くお礼申し上げます。ありがとうございました️。無事帰宅することができました。この1週間は、しっかりと自分に焼き付けて今後の人生に大いに役立つ期間でした。台湾の学生さんたちは言葉の通じない私の言葉を理解しようと出来る限りの手段で接してくれました。私がもし外国人に話しかけられても台湾の学生さんたちの様に優しく丁寧に接して行くようにします。また、今回の當間先生の教えを守りしっかりとした人になりたいです。
 
(5) 後藤美波さん(17B)記 
 今回のフィールドワーク参加し、ビジネス・デザインという視点から、観光・街巡りをしました。台湾の歴史や文化そして食べ物がいかに、このビジネスと密接に結びついてデザインされているかを学び、生々しく体感することができました。また、台湾3校で学生との交流は今でもLINEなどを通して続いています。これからも海外の人たちと交流をし、多くの人脈を得、広げる努力をしたいと思います。このフィールドワークで一緒に行動させて頂いた皆様、大変お世話になりました。何事もなく、とても充実した1週間でした。ありがとうございます。お疲れ様でした。  

(6) 成井善紀さん(17B)記
 たいへん良い経験ができました。今後につなげていくよう頑張っていきます。台湾でみたもの、感じたことを改めて、世界へ伝えていきたいです。
 
(7)
趙鵬寧さん(18B)記
 研究発表を行ったため、別紙データ① [PDF/255KB] 
 
(8)
三好智大さん(18B)記
 研究発表を行ったため、別紙データ② [PDF/211KB] 
 
(9)
森島龍星さん(18B141)記
 研究発表を行ったため、別紙データ③ [PDF/234KB]
 
(10)
牛帥さん(19M301)記
 研究発表を行ったため、別紙データ④ [PDF/372KB]

以上 、10名の学生の感想です。 

6.帰国後日…
フィールドワーク受講生のメンバーが帰国後、2019年12月17日(火)に、東方設計大学の訪問団が和光大学へ訪れました。芸術学科学科長の野々村文宏先生、畑中朋子先生、そして倉方雅行先生に、東方設計大学の先生方との懇親会へご参加頂き、交流を深めていただきました。お忙しい中、ありがとうございました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

 

7.その他
今後、積極的に台湾の大学との学生研究発表と交流を行っていきますので、その際には、また報告させていただきます。

記:経営学科 教授 當間政義



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