佐藤泰生氏の紹介



佐藤泰生氏の写真 「見ること.描くこと」 佐藤 泰生

目の前に広がる風景をどう捕らえるか。目に見える通りに描くことはあまり面白くないし、主観的に描いても見る人にわからなければつまらなく思える。現場でのスケッチは、その内容と直接かかわってくる重要なリアリティをつかむ方法のひとつだと思う。自分が頭を少し動かすだけでグラグラするように風景が変わり、自分に向かってくるモチーフも変わってくる。スケッチも、動き廻ったという印象が、何を描いたかということよりも大事なものを含んでいる場合もあり、目で見たものから感じたもの、そしてもう一つの東洋的な見方というか、後側から見る視点やふところに入りこんで見る視点ということもあるようで、目の前の風景は様々な時間の経過を経て、あたためられて出てくるように思われる。

作品紹介
*各作品をクリックすると、拡大します。
「ルーブル美術館 (回廊)」
「サーカス 馬と鳥と曲芸師」
「ピカソ美術館(パリ)」
「オペラ」
「ベニス 運河とゴンドラ」
「ベニス サンマルコ広場の鳩」
「屏風とサーカス」
「ベニス・水と焔<ほのお>」
「緑のカフェテラス」
「ニューヨーク(朝のマンハッタン)」
 
「パリ遠望(セーヌの流れ)」
「パリ遠望(セーヌの流れ)」
「樹下緑陰(緑のカフェテラス)」
「樹下緑陰(緑のカフェテラス)」
「ニューヨーク美術館(風の音)」
ニューヨーク美術館(風の音)」
「北京憂愁」
「北京憂愁」

プロフィール
1945 
満州(中国東北部)大連に生まれる。
1967 東京芸術大学油画科(小磯教室)を卒業、大橋賞を受賞する。
1969 東京芸術大学大学院油画科を修了する。1973年まで同大学油画科の助手を務める。
1970 第34回新制作展に「メイク・アップ・ラブ」「ハンモック」を出品し、新作家賞を受賞する。
1971 第10回現代日本美術展(毎日新聞社主催)コンクール部門に「メイク・アップ・ラブ」を出品、入選する。現代日本新人展(日本橋・高島屋)に出品。
1972 ジャパン・アートフェスティバル(メキシコ・アルゼンチン巡回展)出品。
第11回国際形象展(日本橋・三越)に「部屋の証人」を出品する。
1973 国際青年美術家展に出品。
第12回国際形象展に「作品」を出品する。
この年から1978年まで、仏政府給費留学生としてフランスに留学、ポルドー、マルセイユ、パリに滞在する。
1974 新鋭選抜展(日本橋・三越)に出品。
第13回国際形象展に「作品」を出品する。
1975 第14会国際形象展に「室内」を出品する。
1976 日本橋・高島屋において滞欧作品展を開催する。
第15回国際形象展に「緑の部屋」を出品する。
パリ、パッスレル、サンルイ画廊にて個展を開く。
1977 第12回昭和会展(銀座・日動サロン)に「二人・黄の陰り」を出品し、昭和会賞を受賞する。
1978 銀座・日動サロンにおいて個展を開催する。
1979 第1回明日への具象展(日本橋・高島屋)に「昼下がり」を出品する。
具象現代展(上野・松坂屋)に出品、以後毎年出品する。
第43回新制作展に「赤い室内」を出品し、新作家賞を受賞する。
第18回国際形象展に「昼下がり」を出品する。
1980 第23回安井賞展(池袋・西武美術館)に「赤い室内」を出品する。
第2回明日への具象展に「昼下がり」を出品する。
新制作協会会員に推挙される。
第19回国際形象展に「赤いテラス」を出品する。
1981 第3回明日への具象展に「室内」を出品する。
第24回安井賞展に「緑のテラス」を出品する。
'81油絵大賞展(銀座・東京セントラル美術館)に「午后の室内」を出品し、優秀賞を受賞する。
第20回国際形象展に「午后の室内」を出品する。
1982 第4回明日への具象展に「室内二人」を出品する。
第25回安井賞展に「男と女」を出品する。
第1回仮象(銀座・日動サロン)に「室内」「室内の二人」を出品する。
1983 創立百周年記念・早稲田大学絵画展(新宿・紀伊国屋画廊)に「暖炉のある室内」が展示される。
第5回明日への具象展に「午后の女達」を出品する。
第2回仮象展に「猫のいる室内」「ソファーの女」「男と女」を出品する。
今日のガラス絵展(浜松市美術館)に出品。
'83油絵大賞展に「サーカス(男と女)」を出品し、佳作賞を受賞する。第22回国際形象展に「サーカス(男と女)」を出品する。
「画面構成の技法」を執筆(共著)、アトリエ社から刊行。
1984 第3回仮象展に「昼下がり」を出品する。
第27回安井賞展に「昼下がり」を出品する。
日動サロン、日動画廊本店におよび名古屋日動画廊において個展を開催する。
第23回国際形象展に「かたらい」を出品する。
1985 第4回仮象展に「緑のテラス」「サーカス」を出品する。
第28回安井賞展に「男と女」を出品する。
国際美術フェア(スイス)に出品する。
五都展に出品。
第1回具象絵画ビエンナーレに「アトリエ」を出品。
青年画家展に出品。
日本現代絵画展(ニューデリー、毎日新聞社主催)に出品。
第24回国際形象展に「緑の木陰」を出品する。
1986 第5回仮象展に「午後のカフェ」「サーカス」を出品する。
第29回安井賞展に「アトリエ」を出品する。
ザ・メッセージ日本現代絵画83人展に出品。
現美展に出品、以降毎年出品する。
第25回国際形象展に「サーカス」を出品する。
1987 第6回形象展に「カフェ・ブルー」「緑のテラス」を出品する。
第2回今日のガラス絵展(浜松市美術館)出品。
バーゼル、アート・エキスボ展(スイス)に出品。
第30回安井賞展に「サーカス(男と女)」を出品する。
日本の絵画新世代1987展に出品。
ニューヨークに取材旅行。
「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の表紙と挿画、「ドン・キホーテ」の表紙絵を担当する(筑摩書房)。
福岡日動画廊で個展を開催する。
1988 第7回形象展に「サーカス(鳥の声)」を出品する。
第31回安井賞展に「ニューヨークの美術館(風の音)」を出品する。
パリ、南仏、ベニスにスケッチ旅行(4月〜3月)。
現代の人物画展に出品。
巴東会の結成に参加し第1回展(銀座資生堂ギャラリー)に「サーカス」他を出品する。
1989 第8回形象展に「サーカス(鳥の声)」「パリの少女」を出品する。
第32回安井賞展に「ニューヨークの美術館(風の音)」を出品する。
日動画廊本店および名古屋日動画廊において個展を開催する。
バーゼル、アート・フェア個展開催。
ギリシャ、ローマ取材旅行。
前田寛治大賞展に出品。
第三回具象ビエンナーレ展に出品。
1990 第3回今日のガラス絵展(浜松市美術館)に出品。
エジプトに取材旅行。
梅田近代美術館において個展開催。
現代日本の屏風絵画(デュセルドルフ)四曲屏風「ルーブル美術館」を出品する。
女の四季を描く(ナビオ美術館)出品。
1991 テレビ東京「美に生きる」に出演。
名古屋画廊にて個展開催。



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