医中誌Web(医学中央雑誌)の使用例 (野中)

※ このページでは和光大学内で使用可能になった医学中央雑誌による文献検索の実例を紹介します。

※ とりあえずサンプル画面のみ。説明は随時追加予定(2004-05-06)。ひとまず作成完了(2004-05-07)



☆ 学内ネットワークに接続したPCからここをクリックすると、右の画面が出ます。「ENTER」ボタンをクリックします。

右のような開始画面が表示されます。(学外では、ユーザIDとパスワードを要求する別の画面が表示されますので使えません)。基本的には「BASIC」と「STANDARD」の2種類のモードがありますが、ほとんどの場合はBASICでじゅうぶんですので、画面右の「BASIC MODE」ボタンをクリックします。

右が、BASICモードの検索画面です。検索対象年は既定値では1999年以降になっています(後で変更する例を示します)。検索対象を限定するためチェックリストが下半分に用意されていますが、まずはそこはそのままにして、上部にある検索語入力欄に、なにか検索語を入力して、「検索」ボタンを押すだけで、ひとまず検索ができます。
ここでは「季節変動」と入力してみました。「検索」ボタンをクリックします。

合計で180件の文献が検索されたことが示されています。画面の下方をスクロールすると、検索された文献のうちの最初の数十件(既定値では30件)の書誌情報が表示されているはずです。「季節変動/AL」のように、入力したおぼえのない記号が付加されていますが、これは検索システム内部で処理をした結果を反映しています。一般に検索語の後にスラッシュとアルファベット2文字が追加されます。ALは「allすべて」という意味ですし、この記号をうまく使うと役にたつこともありますが、通常の検索では、「ああ、システムが何か陰でやっているんだなあ」くらいに考えていてもいいでしょう。

 180件はかなり多いので、「絞り込み」をしてみましょう。あらたに検索語を追加してみます。検索語入力欄の左が「AND」になっていることを確認したら(ANDは積集合、つまり、それまでの検索語+新たな検索語の両方を含む文献、という意味になります)、ここでは「アレルギー」と入力してみましょう。「検索」ボタンをクリックします。

右のように、15件にまで絞られました。アレルギーとしか入力していないのに、「アレルギー/TH or アレルギー/AL」となっているのでは、システムがシソーラス(同義語辞書、the・sau・rusなのでTHと略)にあるアレルギーというキーワードも(親切に)OR集合(こちらは和集合、つまり、いずれかのキーワードでひっかかった文献をひっかける)で追加しているのです。これによって、検索もれは少し防がれているはずです(逆にいえば、ゴミを増やす可能性もあります)。

ついでに、「ハウスダスト」という語でさらに絞り込んでみましょう。
システムが「塵埃/TH」も自動的にひろってくれて、最終的に3件の論文が検索されました。まだ呪文のように見えるかもしれませんが、画面上部に表示された検索式だけでどのような検索が行なわれたかを説明できるようになれば、検索の初級者は卒業です。この3件の基本情報は画面下部に自動的に表示されていますが、もっと詳しい情報が隠れていることもあります。とくに重要なのは「抄録」の情報です。抄録はつねに存在するとは限りませんが、それが読めれば、本当にその論文本体を読みたいのかどうかが判断しやすくなります。存在するすべての情報を表示させるには、「もっと詳しい情報を表示」ボタンをクリックします。
右の画面例では、2つ目の論文には抄録情報が含まれていたことがわかります。基本的には表示させた情報を画面上で読み、必要かどうかを判断します。紙に印刷して読みたい人は、ブラウザの「ファイル」ボタンから「印刷」することもできますが、むやみに印刷すると紙資源の無駄にもなりますし、多くの検索をくり返しているとごちゃごちゃになることも少なくありません。コンピュータを使う利点の一つは「ファイルとして保存する」ことです。そのためには、「ダウンロード(いま使っているPCの外部記憶装置に結果をファイルとして保存する)」と「メール送信(指定したメールアドレスに検索結果のテキストファイルを添付書類として送信)」の2つの選択肢があります。ここでは「メール送信」を試してみましょう。「メール送信」ボタンをクリックします。

右のような、メール送信のための別ウインドウが開きますので、結果を送りたいメールアドレスを記入し、(必要に応じて検索キーワードなどのコメントを記入したら)、「送信」ボタンを押します。

右のようになれば、送信完了。画面中央の「閉じる」のリンクをクリックして、このウインドウを閉じます。
検索画面に戻ったはずですが、せっかく1983年からのデータベースなので、検索対象年を拡げてやってみましょう。そのためにはBASIC MODEの画面の右上にある、検索対象年の表示1999〜2004年の右側の「変更」リンクをクリックします。すると、右のような対象年の指定画面になります。ここでは最大範囲である、「1983〜2004(全年)」を選択しましょう。選択したら、「BASIC MODE」ボタンをクリックします。
検索対象年の表示が指定した通りになっていることを確認したら、また何か検索語を入力します。ここでは「野中浩一」と入力しています。なお、「野中浩一」と「野中 浩一」で結果がどのように異なるかも、試してみると勉強になります。ここではさらに、検索対象の限定も試してみましょう。論文の種類の「会議録除く」をチェックします(会議録というのは、いわゆる「学会発表」のことで、概して1ページ程度の抄録しかないので、本格的論文を検索するときには対象外とすることも現実的です)。「検索」ボタンを押します。
28件が検索されました。ところが、どうやら、「田野中浩一」氏の論文がかなり混じっているようです。今回はこれは検索対象のつもりではなかったので、はずしたいとしましょう。しかし、ANDやORではうまく除けません。そこで使われるのが第3の記号「NOT」です。検索語入力欄の左の「AND」の部分を「▼」ボタンをクリックして「NOT」に変え、検索語欄に「田野中」と入力したら、「検索」ボタンをクリックします。

14件に絞られました。今度はちゃんと「野中浩一」だけが残ったようです。どんな検索式になったかを画面表示で確認しておきましょう。

さきほどは「メール送信」を試したので、今度は「ダウンロード」を試してみましょう。「ダウンロード」ボタンをクリックすると、右のような確認ウインドウが表示されます。

「保存」ボタンをクリックすると、(Windowsの場合)右のような保存場所の指定ウインドウが開かれます。どこか適切な場所を選択し(共用システムでは、フロッピー、MO、USBメモリのいずれかがいいでしょう)、ファイル名を指定します。ファイル名は標準ではichu.txtになっていますが、あとでそれとわかるように日付やキーワードなどを付加した名称に変えるほうが望ましいでしょう。この例ではichu20040506.txtと日付を付加してあります。指定がすんだら「保存」ボタンをクリックします。

ファイルが保存されたら、ワープロやエディタなどで開けば内容を読むことができます(当然編集もできます)。右のサンプルでわかるように、とくに「詳しい情報を表示」させていなくても、ダウンロードさせた内容には抄録の情報も含まれます。
基本的には、ここまでの知識でじゅうぶん検索ができるはずです。検索をくり返して、もう終わり、というときは、忘れずにこのページの最後にある「終了手続き」を必ず行なってください。同時使用数が2に限定されているので、ちゃんと終了させないと、他人に迷惑がかかります。

右では、「ADVANCE MODE」のさわりを紹介しておきましょう。検索画面で、「新たな検索」を指定し、さらに、「ADVANCE MODE」をクリックするか、「ADVANCED」タグをクリックして右の画面を表示させます。これまでの検索履歴が残っている場合は「すべての履歴をクリア」ボタンを一度クリックしておきましょう。すると、右のような画面になるはずです。BASIC MODEと同様に検索語を入力して「検索」することもできます。ここでは「シソーラス」を試してみましょう。「いじめ」と入力して、「参照」ボタンを押してみます。

すると、右のようなウインドウが表示されました。「いじめ」といっても、「老人いじめ」や「性的いじめ」などに分類されている様子が見えます。右側の種別の「シソーラス」ボタンを押してさらに調べることもできます。ここでは「フリーキーワード」の「いじめ」でよいと判断し、そこにチェックを入れてから「採用」ボタンを押します。(採用ボタンが2つあるのは、上下に長くなったときのためで、どちらでも同じです)。

右のように、検索語に自動的に入力されますから、いつものように「検索」ボタンを押します。
とりあえず検索結果が表示されますが、さらに今度はシソーラスに「不登校」を入力して「参照」をクリックしてみましょう。するとこんどは、同じ言葉ではなく、シソーラスでは「不登校」は「登校拒否」という言葉で整理されていることがわかりました。ここでは、上段にチェックをいれて「採用」してみます。
右のようになったことを確認して「検索」ボタンをクリックしてみましょう。ただし、注意してほしいのは、このモードでは標準が「新規検索」であり、ANDが既定値になっていないことです。「いじめ」とは別に、「登校拒否」で新たに検索することになります。
右のようになりました。「いじめ」では208件、「登校拒否」では349件がひっかかっています。それぞれの集合に#1とか#2という番号が振られていることに注意してください。この集合番号を使って、さらに論理式を組み立てることができます(ここがBASICとの大きな違い)。これだと、いろいろな検索語でどのくらいの文献があるのか数を確認しながら、絞り込んだり、検索語を追加したりできることになります。
いちばん、簡単な例として、#1と#2の積集合(AND)を試してみましょう。もちろんこの例では、BASIC MODEで順に「いじめ」「登校拒否」と指定したものと変わりないわけですが……。検索語入力の欄にことばではなく、集合番号を使って、「#1 and #2」と入力し、「検索」ボタンをクリックします。
サンプル画面は示しませんが、9件に絞られました。ここから、さらに論文の種類などでしぼりこんでみましょう。画面中央付近の「絞り込み検索画面へ」ボタンをクリックします。ここでは「抄録あり」と「原著」をクリックしてみました。指定がすんだら、「絞り込み」ボタンをクリックします。
今指定した内容が#6の集合として表示されています。検索式だとどういう表現になるかも確認しておきましょう。(本当は#4になるはずですが、間に余計なことをしたため、ここでは#6となっています)
画面をスクロールさせると、下のほうに検索結果が表示されています。「もっと詳しい情報を表示」ボタンをクリックしましょう。右のように表示されますから、「ダウンロード」または「メール送信」で保存しておきましょう。
さて、抄録までWeb上で読めることは大変ありがたいことですが、論文そのものは読めません。抄録を見て、そのおおもとを読みたくなったときには、前のページの上の「文献申込」ボタンが気になるでしょうが、残念ながらこれは個人会員の有料ベースのサービスです。ボタンを押してみると右のような画面が表示されます。価格的にも図書館の相互貸借制度を利用するほうが安いので、文献情報を図書館の申込用紙に記入して窓口で申し込んでください。

さて、ここまでで終わりたいとしても、いきなりブラウザを閉じないように。同時利用人数に制限(現在、同時利用は2人まで)がありますので、必ず右の終了手続きを行なってください。

検索画面右上にある「終了」ボタンをクリックします。右の画面が表示されるはずです。

「利用終了」ボタンをクリックして、右の画面が表示されたらOKです。
では、いろいろとお試しあれ。そして、検索した論文を実際に集めて読んでみましょう! 本学では図書館に所蔵されているこの分野の学術雑誌の数が限られていますから、直接、図書館で実物を探すことがほとんどできません。こうした検索システムを活用し、相互貸借システムも活用して、サーヴェイできる文献の範囲を拡げてください。

(2004-5-7 ひとまず完)