2002年度 和光大学 総合文化研究所 公開シンポジウム
後援:町田市教育委員会・川崎市教育委員会
標題=食料関連産業と環境 ― アジアと日本
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 近年になって経済成長を加速させているアジア諸国は、わが国が経験してきた多くの環境問題に直面している。工業化・都市化に伴う公害問題がそれであり、その意味では、わが国の経験や技術移転などが、問題解決に向けた一つの指針を示しているように思われる。
 食料関連産業と環境問題との接点も重要である。本シンポジウムで紹介するタイと中国は、いずれも屈指の農業大国・食料大国であると同時に、深刻な森林破壊や土壌劣化・砂漠化問題を抱えている。中国では膨大な人口を扶養するため、タイでは外貨の稼ぎ手として、農業および食料関連産業は発展してきたが、環境面に落とした影も大きい。
 一方、グローバル化が進み、国際貿易がますます進展する中、経済大国・援助大国であるわが国に求められる役割は大きい。わが国は世界最大の農林水産物輸入国であることから、国際貿易を通じて輸出国の環境に及ぼす間接的な影響は大きいと考えられ、無秩序な輸入の拡大については再考が必要である。木材とエビの輸入は好例であろう。また、中国は世界屈指の木材輸入国、タイも1990年頃から木材純輸入国になっている。
 本シンポジウムでは、「食料関連産業と環境」をキーワードに、タイと中国の現状と問題点を明らかにするとともに、わが国も関わる「貿易と環境」の関係について、国際的な視点からの問題提起を行う。

 プログラム
 開会の辞      岡本喜裕(総合文化研究所所長)

 講演  「タイにおける食料関連産業と環境―東北地域の土壌劣化問題を中心に                             ※ 英語による講演ですが、日本語通訳が付きます。
	      ブンジット・ティタピワタナクン(タイ国カセサート大学)

       「中国の農村発展と環境」
		    銭 小平 (独立行政法人国際農林水産業研究センター・主任研究官)

       「貿易と環境―木材とエビの事例を中心に
		    小林弘明(本学経済学部助教授)

 <休憩>
 一般討論
 閉会の辞
シンポジウム終了後、<懇親会>を予定しております。こちらにもご参加下さい(無料)。

報告者紹介
ブンジット・ティタピワタナクン(カセサート大学経済学部)
 タイ国生まれ。米国ミネソタ大学・Ph.D.。著書:Integrated Report of the Project “Effects of trade Liberalization on Agriculture in Selected Asian Countries with Special Focus on CGPRT Crops” など多数。
銭 小平(独立行政法人国際農林水産業研究センター)
 中国・北京市生まれ。東京大学大学院卒・農学博士。著書:『改革開放体制下における中国の糧食需給の変容』(共著) など。
小林弘明(和光大学経済学部経済学科)
 北海道生まれ。北海道大学大学院卒・農学博士。著書:『東・東南アジア農業の新展開』(共編著) など。

参加費無料、予約不要(直接会場へおいで下さい)
交通:小田急線鶴川駅より徒歩15分 または鶴川駅前から学バス
和光大学へのアクセス

連絡先:
和光大学 総合文化研究所
〒195-8585 東京都町田市金井町2160
℡ 044-989-7478(総合文化研究所) 044-989-7497(学部事務室)
ホームページ http://www.wako.ac.jp/souken/
E-mail souken@wako.ac.jp


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