当シンポジウムは盛況のうちに終了しました。文学科教員から感想をいただいています。ご感想・ご意見をお寄せ下さいsouken@wako.ac.jp。当日の記録は次号の『東西南北』に掲載される予定です。(2000/09/29)
和光大学総合文化研究所 公開シンポジウム
イメージと言語  聖なるものをめぐって

 古今東西、世界にはさまざまな宗教が生まれだし、変貌し、融合し、解体して、地上から消え去ってゆきました。名のみ伝わりながら砂漠に姿を隠した宗教もあれば、数千年の時を超えていまに生きつづける宗教もあります。一言半句も後世に残さなかった宗教もあれば、壮大な教典をさまざまな言語で残している宗教もあります。

 しかし、宗教とは「ことば」です。語りえないイメージを求めつづけ、身もだえするように引き出された言語表現の集積がそこにあります。

 言語を絶する巨大な聖なるものと向きあったとき、人はその体験をどのように語りだすことができたでしょうか。詩的に、象徴的に、あるいは狂気にとりつかれた人の異言のようにしか語ることはできないでしょう。モーセもムハンマドもブッダも、聖なるものと向きあい、その真実を語りだそうとするときには、大いなる躊躇に悩まされたものです。

 このたびのシンポジウムでは、いくつかの宗教の諸相から、内なるイメージと言語との闘争を考えなおしてみようと思います。どのように祈りのことばが生まれ、教典が生まれてきたのか。それを神学はどのように解釈してきたのか。いまもって宗教のことばは謎としてわたしたちの目前に立ちはだかっています。  ご多忙中のことと存じますが、ご参加いただければ幸いに存じます。(入場無料です)

●報告
 「宗教とことば」 ジャン・ノエル=ロベール (パリ大学高等研究院)
 「神話・イメージ・言語」 松村一男 (本学、表現学部教授)
 「日本の神々のかたち」 山本ひろ子 (本学、表現学部教授)
●シンポジウム 司会=松枝 到 (本学、表現学部教授)

主催=和光大学総合文化研究所 企画=シンボル文化研究会 協力=表現学部イメージ文化学科


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