フェミニズム・ジェンダー研究会のお知らせ

 

ユダヤ性・同化・ジェンダー

―ハンナ・アーレント『ラーエル・ファルンハーゲン』―
 日時:1999年1月27日(水)15:00~17:30
 場所:人間関係学部資料室
 講師:大島かおり氏(本学講師)

 文学科や、ぱいでいあで、フェミニズム批評等の授業をご担当の大島かおりさんが、翻訳家として多くの実績を残されていることは、皆さん、ご存じのことと思います。大島さんの翻訳活動の最新作(近刊)について、話していただきます。この伝記はアーレントの最初の本で、1930年代初め、すなわち彼女がナチ・ドイツから亡命する前後に書かれました。近代市民社会におけるユダヤ人の解放と同化のはらむ問題を軸に、19世紀初頭のドイツ・ロマン派のユダヤ女性ラーエル・ファルンハーゲンの生涯を、アーレントはほとんど自分語りのようなかたちで追っているそうです。彼女にとってユダヤ女性であることは何を意味したのか、よく批判される彼女の反フェミニズムとは、どういうことだったのか、そうした問題に焦点を当てて、お話いただきます。
 なお、研究会終了後、場所を替えて、新年交流会を開きますので、あらかじめご予定下さい。

フェミニズム・ジェンダー研究会
代表  井上輝子
世話人 岩間暁子