ポスター(234KB)
2004年度和光大学総合文化研究所主催 招聘セミナー
科学史とはなにか
 ―科学史のための「弁明」

    カナダ・トロント大学教授 トレヴァ・ルヴィア

    2004年6月23日(水) 14:40〜17:40
    和光大学 J棟104教室

     (英語、通訳あり、和訳要旨配布)

 

 「歴史」に対する関心の退潮は日本ばかりでなく世界的な傾向であるように思われる。まして、「科学の歴史」は何の役に立つのだろうか。
 科学史は科学教育の新しいツールとして、理系文系を問わず、科学にたいする学生の理解を深めることを助ける。それは科学そのものの実践に役立つだけでなく、一般人が科学技術の役割を理解することを助ける。科学技術が現代社会にとって不可欠であるがゆえ、どのようにしてそうなってきたのかを私たちは理解する必要がある。
 化学分野を中心におきつつ科学をめぐる諸側面を幅広く研究対象としてこられたルヴィア教授をお招きして、科学史の成立、科学史・科学論の方法や貢献について、さらに科学教育や文化論にまでわたる幅広い議論に立って科学史という研究分野のあり方・存在意義を語っていただく企画である。自然科学のみならず、歴史、文学等、社会人文諸科学に関心を持つ教員、院生、学部生、また学外の研究者など多くの方々の参加を期待します。

Trevor H. Levere
1969年 オクスフォード大学にてPh.D.取得。1968年トロント大学講師に着任。
1981年〜現在トロント大学教授(科学技術の歴史哲学研究所長等を歴任)。
 ルヴィア氏は1970年の著書Affinity and Matterによって科学史学界に登場した。この著作は18世紀から19世紀における物質概念の変遷を精緻に分析したもので、70年代以降の化学史研究の新潮流の一翼を担うものとなった。その後、氏は研究領域を広げ、ロマン主義と科学思想、北極探検と観測機器、化学実験装置、また科学団体や科学と国家、環境史といったテーマについても多数の研究を発表し、科学の社会的・文化的側面についても論じている。

和光大学:小田急線鶴川駅徒歩15分 map
〒195-8585 東京都町田市金井町2160

問い合わせ:
和光大学総合文化研究所 Tel 044-989-7478  souken@wako.ac.jp


Copyright (C) 2004 和光大学総合文化研究所
研究会等開催案内へ戻る 研究所トップページへ戻る