2002年6月8日(土) 13:30~17:30
和光大学J-301教室
主催:人間関係学部人間関係学科
スリランカ研究フォーラム(総合文化研究所)

 和光大学人間関係学部人間関係学科では、日本とアジア諸地域とのかかわりや民族関係に関心を寄せてまいりました。毎年の公開シンポジウムでは、現在的なさまざまな問題を取り上げ、教職員、学生、市民の間の交流の機会としてきました。 今回は、和光大学総合文化研究所のプロジェクト、スリランカ研究フォーラムとの共催で、わたしたちの日常生活に露呈しつつある戦争と平和の問題を取り上げます。

 2001年 9月に生じたイスラーム急進派によるアメリカへの攻撃と、その後のアメリカによる対 「テロ」 軍事行動は、世界中を震撼させています。 わたしたち日本に暮らす者も、一見、はるか彼方の地域紛争のように思える問題が、グローバルな背景をもち、日本もすでに深く関与していることを認識せざるを得ません。 とりわけアジア諸地域の紛争においては、ODA等を通してかかわってきた日本の責任と役割は少なくないというべきでしょう。すでに自衛隊の艦船がインド洋にくり出し、有事法制が準備されている一方で、アフガン復興に対して日本は大きな支援を期待されています。
 こうしたなかで多くの人々が戸惑いや不安を抱いています。まずは、アジア諸地域の民族関係の現場に精通しておられる研究者の方々からご報告いただき、紛争の要因と現状、日本のかかわりについて理解を深めます。そのうえで、老いも若きもいろいろな立場の者たちが、日頃感じている疑問を出し合いながら、和平と共生に向けての政府レベル・民間レベルでの日本の役割について考えてみたいと思います。
 多くのみなさまの参加を期待しております。

入場無料 予約不要




プログラム

〈休憩〉

〈交流会〉会議室A、B(図書館棟2階)







発題者のプロフィール

ジャヤデーワ・ウヤンゴダ(Jayadeva Uyangoda)
スリランカ・コロンボ大学文学部歴史政治学科教授、政治学専攻。 2002年度和光大学招聘教授。スリランカ、バングラデシュ、パキスタン、インドなど南アジアの紛争解決をテーマにしている。 近著に、Sri Lanka and ConflictConflict, Resolution and Peace Studies など。

田中 浩一郎
国際開発センター、エネルギー・環境室 主任研究員。 在イラン日本大使館専門調査員として、ホメイニ死去、湾岸戦争を現地で体験。 帰国後、中東経済研究所でイランの政治経社会情勢の研究に従事。 1999年に国際連合アフガニスタン特別ミッション政務官に就任し、アフガニスタンの和平調停に携わる。 論文に 「粉塵の向こうに何が見えるか」 など。

ロバート・リケット(Robert Ricketts)
和光大学人間関係学部人間関係学科教授、社会人類学専攻。米国で生まれ、若いころアルジェリアで米国医療団でボランティア活動。その後、フランス、イギリス、カナダ、日本に留学。関心事は、アジアや欧米の多民族国家社会における民族間の諸関係と相互理解、地域開発と農村社会など。著書に『変容するモンゴル世界』、『地域社会における在日朝鮮人とGHQ」など。


コメンテータのプロフィール

シャーンタシーラン・カディルガーマル(Shantasilan Kadirgamar)
スリランカ生涯学習センター代表。 明治学院大学、和光大学などで政治学、英語を教える。日本で17年間暮らした後、2年前に故国に戻る。

松枝 到
和光大学表現学部イメージ文化学科教授、美術史・文化理論専攻。パキスタンやトルコを中心に実地調査を行いながら、アジアの多様な宗教図像の研究に取り組んでいる。

アガリン・サラ(Agalyn Salah)
フィリピンのミンダナオ島出身。 モロ女性センターに参加し、モロ族の自立と真の開発を支援し、宗教の異なる人々との交流・連帯のための活動を行う。 1996年に来日し、滞日フィリピン人の組織化とフィリピンやモロ民族への理解をたかめるために努力している。

司会者のプロフィール

澁谷 利雄
和光大学人間関係学部人間関係学科教授。文化人類学、南アジア現代史専攻。 スリランカを中心とした南アジアを対象にしながら、宗教と社会変動、大衆文化を研究。 スリランカ研究フォーラム代表。

スワン・ワジラチャリヤ(Swarn Vajracharya)
国際関係研究所研究員。 国際関係論、民族宗教論専攻。 秀明大学、和光大学講師。 ネパール出身でスリランカ、日本に留学。 元インターナショナル・ヘラルド・トリビューン日本支社通信部勤務。 ネパール教育支援NGOにもかかわる。






交通のご案内

小田急線 鶴川 駅下車 徒歩17分 または学バス10分
鶴川駅へは、新宿から急行に乗り、新百合ヶ丘で各駅停車に乗り換えて二つ目。小田原方面からは新宿行きに乗って町田で各駅停車に乗り換えて二つ目。

和光大学へのアクセス(地図)

学バス発車時刻
鶴川駅前発 12:00 12:30
 (乗り場は改札口を出て右へ、小田急マルシェの下を通り抜けてバスロータリーの向こう側)
市村青果店発 12:50






◎下記刊行物を入手ご希望の方は当日会場にてお申し出ください(無料)
人間関係学部の刊行物
 『人間関係学部紀要 第6号』(2001)科学技術は私たちの生命をどこへ誘うのか? ほか
 『かわら版 R WAKO 2001』
 『エスキス 2002』対談 スリランカ体験の検証 ほか
総合文化研究所の刊行物目次と全文
 『東西南北 2002』(2002)東西文化交流と比較神話 ほか
 『東西南北 2001』(2001)イメージと言語 ほか
 『東西南北 別冊02』(2001)アジアの教育―その変貌と未来
 『東西南北 別冊01』(2000)地域社会における在日朝鮮人とGHQ
   
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