受講生の声「シンハラ語の世界(2007)」

ようやく出会えた勉強の場「シンハラ語の世界」

オープン・カレッジぱいでいあ2008パンフレットより
文:岩瀬 幸代さん(「シンハラ語の世界」2007年受講生)
10回もスリランカに行ったことがあるのに、シンハラ語講座に通うまで、私の知っている単語は「アユボワン」だけ。相手の健康を願う意味のある「アユボワン」は、「こんにちは」と「さようなら」、どちらの場合にも使える便利な言葉です。挨拶だけは、このシンハラ語、そして普段は英語で通していました。かつて英国植民地だったスリランカでは、英語を喋れる人が多いため、普通の旅はなんとかなってしまうのです。でも訪ねる回数が増えるたびに、シンハラ語を勉強してみたい、と必然的に思うようになりました。
 特に痛感したのは、自著『緑の島スリランカのアーユルヴェーダ』(晶文社刊)を書くために、現地の医師を取材していたときのこと。田舎の人は英語が話せないケースが多いため、通訳に頼らざるを得ず、歯がゆい思いをしました。場を和ませられる程度でもいいから喋れたら……。勉強したいと真剣に思い始めたのは、このことがあってからです。でも学べる場所が見つからないまま時間が経過。
 ある日、日本スリランカ友の会からのメールで、この講座のことを知りました。ようやく勉強できる機会に巡り会えたのです。しかも受講料も無理せずに払える額だったので、二重のうれしさでした。前半の授業を終えて夏休みにスリランカに行き、早速使ってみると、スリランカの友人たちが大騒ぎ! 彼らの反応が楽しくて、やっぱり現地の言葉は大切だと改めて感じました。シンハラ語を一から教えてくれた先生に大感謝です。

※写真:岩瀬幸代さん(左)、栢森公子講師(右)
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