受講生の声「西洋音楽史入門:クラシック音楽を楽しむ(2006)」

西洋音楽史入門:クラシック音楽を楽しむ

おーぷんかれっじ通信No.13より
文:「西洋音楽史入門:クラシック音楽を楽しむ」2006年受講生
最近「いやし」の効果があるということで、クラシック音楽が以前より身近なものになってきました。心をリラックスさせてくれるモーツァルトの美しいメロディーに、また、自信を失った時に勇気を与えてくれるベートーベンの力強さに、聴く人は皆感動します。
 ところが、これらの作曲家が歴史の中のどの時代に生きていたのか、どんな性格であったかということを知る機会はあまりありません。しかし、西洋音楽史を学ぶことによって、聴き慣れた曲の背後にある遠い昔の情景を思い浮かべながら聴く楽しみが生まれます。また、作曲家の性格や曲にまつわるちょっとしたエピソードを知ることによって、いつも聴いている曲がより身近で感動を与えてくれる曲へと変化していきます。
 講師の中川つよし先生は、美術、哲学、宗教などさまざまな角度から音楽を探っていく面白さを教えてくださいます。とくに、私は昨秋学んだ絵画と音楽の関係について考察する「音楽図像学」に大変興味を持ちました。きっかけは「音楽史」という小さな入り口ですが、私の興味は音楽と深くかかわりあっているヨーロッパの文化全体にどんどん広がってきていました。
 年令も経験も全く異なる受講生達ですので、いろいろな質問や意見が交錯し、講義はときに思わぬ方向に進むこともありますが、学生時代にはなかった自発的で自由な学びの楽しさを満喫することのできる貴重な時間となっています。そして、毎週たくさんの資料とCDを準備して楽しい講義を展開してくださる中川先生に心より感謝しています。

※写真:「西洋音楽史入門:クラシック音楽を楽しむ」授業内コンサート風景
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