受講生の声「アイヌ語の世界(2004)」

アイヌ語の世界

おーぷんかれっじ通信No.11より
文:「アイヌ語の世界」2004年受講生
「アイヌ語の世界」講座は、2004年5月19日から11月29日まで、夏休みを除き毎週火曜日午前10時30分から12時まで「ぱいでいあ」で開かれました。講師は児島恭子先生。
 夏休み前のテーマは、アイヌの歴史・文化の基礎的知識。アイヌ語の沙流方言(日高方言)がテキストでした。アイヌ語と日本語の発音の違いなど、ごくごく基礎的な文法、口承芸術にみるアイヌの信仰、生活習慣などを学びました。
 夏休みの後は、児島先生が選ばれたユカル(英雄詞曲)、ウェペケレ(散文の昔話)を、先生のアイヌ語音読・解説で勉強しました。民族の精神生活の一端をうかがい知ることができて、私には実に貴重な経験となりました。先生がピックアップされた参考文献を片手に、久しぶりに神保町古書店街を歩いてみたりと、楽しい数ヶ月でした。さまざまなアイヌ文化関連イベントへの参加も、呼び掛けていただきました。
 受講生は女性8名、男性1名。年齢も、70歳代から10歳代までとバラエティーに富み、質問も多岐にわたりました。
 短期間でしたが、アイヌ民族の歴史や文化だけでなく日本との関係をも、あらためて考えさせられた講座でした。

※写真:「アイヌ語の世界」授業風景
このページの先頭へ