連続市民講座(全7回) 共に学ぼう・楽しもう―耕さない田んぼってなぁに?

連続市民講座(全7回) 共に学ぼう・楽しもう―耕さない田んぼってなぁに?

今回の連続市民講座は地域から学ぶ、地域の取り組みをさらに市民の皆さんに橋渡しする講座になります。東京都町田市、大学から程近いと

ころ「大蔵のたんぼを育む会」の皆さんのご協力で開催される市民参加型の講座です。田んぼや米づくり、生き物などに関心のある皆さんの
参加をお待ちしています。

開催日
2006年5月28日(日)〜12月3日(日)の間の全7回

受講料

1回500円(保険料含む)

お申込み方法

ハガキ、ファックス、e-mailで「連続市民講座田んぼ受講希望」と明記し、
 1.氏名
 2.郵便番号・住所
 3.電話番号
 4.参加する回数(全7回とか、第○回など)
を書いてお送り下さい。
なお、2回目以降も随時受け付けます。1回のみの参加も可。この場合は各回開催の3日前までに上記方法で申込んでください。

お申込み先
和光大学企画広報課
〒195-8585町田市金井町2160
tel:044-988-1433 fax:044-988-1594

受付期間

第1回は5月20日(土)まで、2回目以降は開催日3日前まで。

第1回 5月28日(日)13:00〜15:00

不耕起農法ってなあに?
講師:岩澤 信夫
会場:和光大学ぱいでいあホール

耕さない固い地面に直接稲の苗を植えていく、不耕起農法が今注目を集めている。
稲は生き延びるために自らの根を太くし野生化することで、本来持っている 能力が引き出され、逞しくなる。 
健康な稲には農薬は不要になる。農薬を使用しないことで、田んぼは微生物や水中生物の宝庫となる。その死骸が翌年の有機肥料となり、化学肥料もいらなくなる。
自然の循環を大切にした農法を開発した岩澤先生本人の話をお聞きできる貴重な機会です。
講師プロフィール
岩澤 信夫(いわさわ のぶお)

日本不耕起栽培普及会会長
昭和55年、POF研究会を組織し低コスト・増収稲作の研究と普及を進める。
昭和60年に不耕起移植栽培を提唱。全国の実践農家を指導。
自然耕塾、自然耕塾苗つくり研修会、大豆の不耕起移植栽培研修会などの講座を開き、農家や一般の方など全国の人たちに技術を教えている。
URL http://www.geocities.jp/fukoukisaibai/またはhttp://www.tanbohakase.com/

第2回 6月25日(日)13:00〜15:20

田んぼにいる生き物って
講師:大蔵の田んぼを育む会
会場:大蔵たんぼ・和光大学ぱいでいあホール
■集合場所は鶴川駅改札となります。田んぼへ移動して観察します。雨天の場合はぱいでいあホールで行います。
私達の食物は、微生物も含めた自然界の働きによって作られています。一つの動植物の命は、他の生き物達との関わりの結果でもあります。不耕起の田んぼには、どのような生き物がいるのでしょうか、またどのように関わりあっているのでしょう。田んぼにいる生き物を観察し、みんなで調べてみましょう!

第3回 7月23日(日)13:00〜15:00

稲はどのように生長するの?(1)
講師:鳥井 報恩(元千葉県立旭農業高等学校教諭)
会場:和光大学ぱいでいあホール
生き物のいのちと人間のいのちが共存できる環境でつくられる不耕起栽培は、私達の健康維持にとって最適な栽培方法です。実際に不耕起で栽培したイネの標本を観察しながら成長過程を知り、慣行農法のイネとの違いを学びます。また、作物を単に生産するだけでなく、楽健法の天然酵母パンや酵素玄米など、加工する、あるいはおいしくいただくといった医食農の統一をはかり、健康にこだわった食生活を送る大切さを考えます。

講師プロフィール
鳥井 報恩
元千葉県立旭農業高等学校教諭。自然耕塾の卒業生がさらなる実践学習をする「オリザの会」会長。鳥井報恩のホームページ「農を語る」、楽健法の天然酵母パンつくり、イネの標本を使ったわかりやすい講義が好評。

第4回 8月27日(日)13:00〜15:00

稲はどのように生長するの?(2)
講師:東京農業大学生(会員)
会場:和光大学ぱいでいあホール
日本人の主食として昔から食べられてきたお米。今では改良が進み、とても多くの品種が出回っています。ではみなさんはどのようにして稲が実っていくか知っていますか?稲が実り、お米ができるまでの過程を知ることで、自分たちの食べるお米の旨さをよりいっそう感じられることと思います。私たち東京農大生が、稲の生長について分かりやすく講義します。きっと稲の魅力にとりつかれることでしょう!

第5回 9月13日(水)17:00〜19:00

イナゴを捕って佃煮づくり
講師:杉水 久仁雄(会員)
会場:和光大学ぱいでいあホール
大蔵の田んぼには昔ながらにタニシやドジョウがいます。無農薬不耕起栽培によって多くの生き物が帰って来ています。その中にイナゴもいます。本来イナゴは稲にとっては害虫ですが、上手く付き合えば我々には立派なタンパク源です。最近“道の駅”などで土産として売っています。子どものおやつになるかお父さんのビールのつまみになるか食卓の一品になるかは後のお楽しみにして、まずは先人達の無駄にしない知恵を勉強してみましょう。

講師プロフィール
杉水 久仁雄(すぎみず くにお)<会員>
日新カモミール前代表。平成6年府中市日新小学校を拠点とした、親子による自然・食農体験活動グループの設立に関わり、地域リーダーとして運営に積極的に取り組む。結成12年目を迎え、さらに幅広い活動を展開中。

第6回 10月29日(日)13:00〜15:00

田んぼが地域に根づくとき
師:向山玉雄(食農教育研究家、元奈良教育大学教授)
会場:和光大学ぱいでいあホール
田んぼの風景に故郷や子どもの頃の原体験を重ねる人も多いでしょう。昔から米を食べ続けた日本人にとって、田んぼは原風景であり心の故郷です。都会に残された大蔵の田んぼは、大人と子どもが共に育ち、自然を感じる場、感性を磨く場として、地域と共に成長してきました。田んぼを生涯の原風景として残せるか、地域住民の故郷になり得るか、大蔵田んぼの将来構想をみんなで考えてみましょう。

講師プロフィール
向山 玉雄(むかいやま たまお)
食農教育研究家。元奈良教育大学教授。現在、日本農業教育学会や「食と農の応援団」などに所属。「食農教育アドバイザ―」として食育の講演を実施。「田んぼ博士の応援隊」のHPに農や食に関するコラムを連載中。

第7回 12月3日(日)13:00〜15:00

ワラを使ってネイチャークラフト!
講師:大蔵の田んぼを育む会
会場:和光大学ぱいでいあホール
不耕起農法で育った稲はまだ茎が緑色のうちに刈り取り、お日様に干している間にもその養分をお米に送り続けます。だから脱穀したあとのワラは緑色が混ざってとってもきれいです。そのワラを使ってお正月のお飾りやミニリースなど自由に作ってみませんか?今年のクリスマスとお正月は“大蔵田んぼのオリジナルリース&お飾り”でお部屋を飾りましょう!もちろん無農薬なので小さなお子さんが触っても安心なワラです。

<大蔵の田んぼを育む会>の紹介
地域の田んぼをお借りして、地元の小学校や地域の子ども達と一緒に不耕起栽培で米作りをしているグループです。不耕起とは、田起こしや代かきをせず、固い地面に苗を植える農法です。農薬は使わず、化学肥料も最小限にとどめるため、田んぼには生きものがあふれます。自然豊かな田んぼには子ども達がたくさん集まり、人の交流が絶え間なく続いています。5月の田植えと9月の稲刈り体験、10月の収穫祭はどなたでもご自由に参加していただくことができます。
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