受験生の方へ

展示

発生より半世紀。「水俣」の事実は現代日本に何を語るのか。

■メイン展示………悲しみの底に何が見えるか
プロローグ:1956年4月、幼い少女を「奇病」が襲った
クロニクル:映像でたどる水俣病と私たちの半世紀
展示1:水俣の美しい自然・豊かな風土
展示2:水俣病とは何か
展示3:水銀はなぜ止まらなかったのか
展示4:被害者は何を求めたのか
展示5:その後の水俣と水俣病事件
エピローグ:「彼岸の団欒を垣間みる」石牟礼道子


■実物展示………残された物こそ雄弁に語る
水俣病発症量の有機水銀
水俣湾の海底にあった水銀ヘドロ
患者が半年間で服用した薬のカラ
水俣湾に張られていた汚染魚仕切網
チッソの素材を用いた現在の商品 など


■写真展示………レンズが失われた声を聞いた
W.ユージン・スミス+アイリーン・M.スミス
桑原史成「水俣病・原点から」
塩田武史「水俣・深き淵より」
芥川 仁「水俣・厳存する風景」
宮本成美「水俣・終わりなき巡礼」


■ビデオコーナー………水俣病を通して現代社会を考える
「チッソはなぜつぶれないのか」「水俣の魚は食べられるのか」「水俣病の解決とは何なのか」など8つの問いにQ&A方式で答える映像。


■水俣物産展………モノを通して暮らしと志が出会う
患者が漁り作った無添加のいりこ、ひじき、あおさなどの海産物。低農薬の甘夏マーマレード、無農薬茶、リサイクルせっけんほか。


■患者遺影………死者たちが来場者を見つめる
記録映画作家・土本典昭夫妻が1年間水俣に滞在して、800軒の遺族を訪ね遺影を収集。その後も患者家族により収集がつづき、あわせて474影を空間一面に展示。


■美術展示………事実は表現されて真実となる
丸木位里・俊「水俣の図」レプリカ 新作
中村正義「何処へいく」「おそれ」レプリカ
中村一美「水俣」レプリカ


■展示説明会
専門の説明員やボランティアスタッフが順路に沿って約40分ご案内します。開催時間は表の通り。また、定時以外の展示説明をご希望の団体は、前日までに水俣フォーラムへ。

  15日 午前10時~
  16・17・18日 午前11時30分~、午後3時10分~
  19・20・21日 午後3時10分~
  22日 午後2時40分~
  23日 午前11時30分~、午後2時40分~
  24日 午前11時30分~、午後4時~


■水俣病ブックフェア
ノンフィクションはもとより文学作品、写真集、文庫、新書、児童書、絵本など、もっと知りたい方のために、一般書店ではなかなか手に入らない水俣病の本とビデオなど、130点を販売。


■毛髪水銀調査コーナー
私たちの体には、いまどれぐらい水銀が含まれているのか。ご希望の方の頭髪を採取して、国立水俣病総合研究センターが分析。結果は2ヶ月以内に、ご自宅に送付します。数値解説の監修は原田正純熊本学園大学教授。この機会に、あなたも調べてみませんか。実費の一部として1人500円いただきます(病院などでは数千円)。所要時間は15分、毎日先着60名まで。