ホーム > 図書・情報館について > 図書・情報館活動の記録 > 講演会 > 講演会 第2回著者と語ろう
講演会 第2回著者と語ろう
2009年7月15日(水)に、図書・情報館主催「著者と語ろう!」が開催されました。参加は学生・教職員含め13名でした。
この会は、最近著書を出版された教員をお招きし、本にまつわる様々な話題について、著者と自由に語り合うというもの。今回は、今年3月に『SF映画とヒューマニティ―サイボーグの腑』(青弓社刊)を出版された表現学部の浅見克彦先生をお招きし、同書についての素朴な疑問や率直な感想を参加者から出してもらい、浅見先生がそれにコメントする形で進められました。
浅見先生からは、想定している読者層は「学生」であり、多少のハードルの高さはあるが、関心のある学生には「山に登れ!ジャングルに入れ!」という激励の意味もこめて構想を練ったこと、自分では副題の『サイボーグの腑(はらわた)』を本題にしたかったが、出版社側の意向で、「受け」のよい現タイトルになったこと、「鏡像」としてのSF表象(サイボーグ、異星人)は現代思想的には古典的な「核」であるはずなのに、これまでその視点があまり重視されてこなかったのではないかなど、硬軟とりまぜた興味深いお話を伺うことができました。
実は企画から開催まで短期間だったこともあり、著書を「読了」した参加者のほうが少なかった(らしい)ので、心配もしていたのですが、その必要はまったくありませんでした。
もともと先生ご自身がSF映画好きということで、まずは初見は「研究対象」というより、どっぷりと作品世界に浸ったのち、2回目以降はチェックしつつ、客観的に分析作業にとりかかるというようなお話や、参加者に映画好きも多く、レンタル店の品揃えの変遷やオススメのDVDなどの話でも盛り上がり、楽しいひとときを過ごすことができました。


